小池 中人/Nakato Koike

ランニングが好きです。持久走クラスでビリ、ダイエットからフルマラソンでサブスリー、燃え…

小池 中人/Nakato Koike

ランニングが好きです。持久走クラスでビリ、ダイエットからフルマラソンでサブスリー、燃え尽きて、また走り始めてます。走る人が増えてほしくて、走り始めたい人・走り続たい人、を応援できることを書きたいと思います。また、仕事や人生をよくしていくために、的なことも興味があり時々書いてます。

記事一覧

走らない時期もあってもいい

最近はすっかり走れてません。仕事が忙しいと言うのは言い訳で、、あまり気持ちがそっちに向かない、というのもあります。たまに定期的にこの波はくるのですが、今回はちょ…

好きなことを周りに伝え続ける

走り始めてそろそろ14年くらい、干支が一回りするまで走り続けるとは思わなかったけれど、続いています。 元々、全く走らない人(自己紹介)だったけど、いろんな巡り合い…

普段着ランニングクラブ

オーストラリアのシドニーへ行った時のこと。ランニングカルチャーが生活に根付いている街だった。日本もっとこうなればいいと思うし、してきたい。 最初の写真はシドニー…

1人でポイント練習する時の、場所・儀式・工夫

久しぶりのマラソンに向けてトレーニングしてます。昔はラン仲間と頑張っていましたが、今は時間の制約もあり一人です。 数年間ジョグしかしてなかったので、ペース走など…

大事な話をする日、朝走る

大事な会議がある日、誰かと大事な話をする日、には朝走るようにしています。 あまり口数が多い方ではない自分。周りの人たちが会議でしゃべっている間も、じっと聞きなが…

朝4時半

眠れなかった。 仕事や将来のこと考えてネガになってた。 朝3時ごろ走りに行った。 いつもと違い、何も聴かず。 いつもと違って、誰もいない道を。 淡々と少し速い速度で。…

+3

世界陸上ハンガリー国立競技場

Run, purify the mind.

Running is a glue that holds memories in place. What I felt during running is deeply engraved in my minds. About me Endurance run "This is really boring. Let…

5年ぶりのマラソンとプロセス

8月28日の北海道マラソンで5年ぶりにフルマラソンを走りました。当日の42.195kmは、走り出してしまえばあっという間に終わりました。一方でその日までの3ヶ月の間は、い…

コンフォートゾーンを出る

ランニングクラブの練習会に久々に出て、速いメニューに挑んだら、着いていけずに撃沈しました。ここ数年ジョギングしかしてなかったので、速く走るのは本当にキツかったで…

精神も頭脳も、等しく体の一部

職業としての小説家 村上春樹さんの、職業としての小説家、という本の中を読みました。小説を仕事とするということはどういうことなのか、何が大切なのか、といった内容で…

5年ぶりのマラソンをどう走るか

5年ぶりにマラソンにエントリーしました。今年8月の北海道マラソン。10年ほど前に出て、マラソンの厳しさと楽しさを知ったレースです。 マラソン向けのトレーニングは5年…

ほんとうのランニング

46年前(1976年)にアメリカで発売された本。昨年邦訳が出て、カルチャー系のランニングメディアで話題になっていたので読みました。約50年前に書かれたとは思えない、本質…

副反応が教えてくれる事

「体調が一時的に悪化することが、事前にわかっている」という状況はそう多くはない。 病気や怪我は発生が予測しにくいし継続期間もわからない。 けれどワクチン接種の副…

マラソン世界記録保持者、キプチョゲ:DRI-Fitを着たヨーダ

現マラソン世界記録保持者キプチョゲの発言は一風変わってます。 ランニングやレースそのものより広く話が多く「人間の可能性は無限だ」や「走る世界は健康で平和な喜びの…

走る、心を洗う。

走るという行為は、記憶を定着させるノリなのかもしれない。 走った時に感じた事は、心に深く刻まれている。 僕について 持久走 「だるいよな、一緒にゆっくり行こうぜ…

走らない時期もあってもいい

走らない時期もあってもいい

最近はすっかり走れてません。仕事が忙しいと言うのは言い訳で、、あまり気持ちがそっちに向かない、というのもあります。たまに定期的にこの波はくるのですが、今回はちょっと大きいかも。週に1−2度、ゆっくりジョグで目一杯です。

といってもネガティブには捉えてなく、ちょっとお休みしなさいと体と神様が言っている、と思ってます。

義務感で無理して走って、ランニングを嫌いになってしまうより、少し距離を置いて休

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好きなことを周りに伝え続ける

好きなことを周りに伝え続ける

走り始めてそろそろ14年くらい、干支が一回りするまで走り続けるとは思わなかったけれど、続いています。

元々、全く走らない人(自己紹介)だったけど、いろんな巡り合いの中で「走る人」と自他共に認めてもらえるようになりました。

走り始めると、いろんな変化がおきます、体の変化、気持ちの変化、あと時間の変化(時間管理的な)。そしてそれは周りの人に、何も言わずとも、自然と気づかれます、いい意味で。最近変わ

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普段着ランニングクラブ

普段着ランニングクラブ

オーストラリアのシドニーへ行った時のこと。ランニングカルチャーが生活に根付いている街だった。日本もっとこうなればいいと思うし、してきたい。

最初の写真はシドニーの公園での一コマ。日曜の朝7時ごろ。
4−5人のグループラン。ゆっくりとしたジョグで、会話をしながら走っていた。みんな笑顔でリラックスして走っていた。この後、街中のカフェで朝ごはん食べるんだろうな。

人とのつながりと、運動は、より豊かな

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1人でポイント練習する時の、場所・儀式・工夫

1人でポイント練習する時の、場所・儀式・工夫

久しぶりのマラソンに向けてトレーニングしてます。昔はラン仲間と頑張っていましたが、今は時間の制約もあり一人です。

数年間ジョグしかしてなかったので、ペース走などのポイントはかなりご無沙汰、やり方も忘れてたくらい。

そして一人でやるとなるとなかなか気持ちが乗ってきません。。早朝から一人でペース走やるのは苦行でした。

ところが、最近色々やり方を工夫する中で、細かい工夫で結構一人でもイケることがわ

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大事な話をする日、朝走る

大事な話をする日、朝走る

大事な会議がある日、誰かと大事な話をする日、には朝走るようにしています。

あまり口数が多い方ではない自分。周りの人たちが会議でしゃべっている間も、じっと聞きながら考えていて、頭で考えていることが10だとしたら、2くらいの分量を実際に発言する、ということが多いです。

そんな自分も、大事な会議や、大事な話をするときは、考えをどんどんまとめ、しっかり想いと考えを伝えなくてはなりません。

そんな日の

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朝4時半

眠れなかった。
仕事や将来のこと考えてネガになってた。
朝3時ごろ走りに行った。
いつもと違い、何も聴かず。
いつもと違って、誰もいない道を。
淡々と少し速い速度で。
ペースは速くなり、息が上がる。
その間は何も考えてなかった。
ただ、走ることに集中してた。
帰ってストレッチしてたら、すっと気持ちが軽くなってたのに気づいた、朝4時半。

Run, purify the mind.

Run, purify the mind.

Running is a glue that holds memories in place.

What I felt during running is deeply engraved in my minds.

About me
Endurance run

"This is really boring. Let's run slowly together."

Thirty years a

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5年ぶりのマラソンとプロセス

5年ぶりのマラソンとプロセス

8月28日の北海道マラソンで5年ぶりにフルマラソンを走りました。当日の42.195kmは、走り出してしまえばあっという間に終わりました。一方でその日までの3ヶ月の間は、いろんなことがありました。

以前はマラソンのタイム(結果)に拘っていましたが、今回はその日までのプロセス(過程)を通じて感じるものがありました。

その中で、マラソン持つ魅力や意義を再発見しました。

理想の走り方4ヶ月前、北海道

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コンフォートゾーンを出る

コンフォートゾーンを出る

ランニングクラブの練習会に久々に出て、速いメニューに挑んだら、着いていけずに撃沈しました。ここ数年ジョギングしかしてなかったので、速く走るのは本当にキツかったです。

”居心地の良いところでは成長できない”

最近読んだ本にあった言葉です。仕事についての記述だけどランニングでも同じだなと思い、印象に残りました。

その本とランニングクラブの練習会から思った、コンフォートゾーンとラーニングゾーンとい

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精神も頭脳も、等しく体の一部

精神も頭脳も、等しく体の一部

職業としての小説家

村上春樹さんの、職業としての小説家、という本の中を読みました。小説を仕事とするということはどういうことなのか、何が大切なのか、といった内容です。

その中に、仕事とランニング、という主旨の一説があり、共感したので、私見も交えてお伝えします。

小説家の仕事

村上さんは30年以上にわたり小説をかきつづけています。

小説を書くことは多くの人にできるが、それを長期間継続すること

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5年ぶりのマラソンをどう走るか

5年ぶりのマラソンをどう走るか

5年ぶりにマラソンにエントリーしました。今年8月の北海道マラソン。10年ほど前に出て、マラソンの厳しさと楽しさを知ったレースです。

マラソン向けのトレーニングは5年以上してないのですが、今回またやってみようと思っています。

継続的にジョグ中心に走ってはいたものの、マラソンのトレーニングは別物。そして5つ年を取りました。体力の自然劣化はあります。

エントリーしてはみたものの、目標をどこに置くか

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ほんとうのランニング

ほんとうのランニング

46年前(1976年)にアメリカで発売された本。昨年邦訳が出て、カルチャー系のランニングメディアで話題になっていたので読みました。約50年前に書かれたとは思えない、本質的なランニングの豊かさ・精神性について描写されています。現代にも当てはまる、現代だからこそより求められているものがありました。

特に共感した部分を抜粋して私見と共にお伝えします。
(記事内の引用は全て本書から。一部中略を含みますが

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副反応が教えてくれる事

副反応が教えてくれる事

「体調が一時的に悪化することが、事前にわかっている」という状況はそう多くはない。

病気や怪我は発生が予測しにくいし継続期間もわからない。
けれどワクチン接種の副反応は違う。いつ起こるか、どれくらい続くか、どれくらい体調が変化するか、がおおよそ事前にわかる。

今回コロナワクチンの3回目接種で起きた副反応、発熱などはきつかったが予想通りだった。

一方で新たな視点と発見もあった。副反応は「予告され

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マラソン世界記録保持者、キプチョゲ:DRI-Fitを着たヨーダ

マラソン世界記録保持者、キプチョゲ:DRI-Fitを着たヨーダ

現マラソン世界記録保持者キプチョゲの発言は一風変わってます。

ランニングやレースそのものより広く話が多く「人間の可能性は無限だ」や「走る世界は健康で平和な喜びの世界だ」など。

NewYork Timesの記事で彼について、日本ではあまり書かれてないことが紹介されてました。その中で彼は[He’s also running’s philosopher-in-chief — a DRI-FIT we

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走る、心を洗う。

走る、心を洗う。

走るという行為は、記憶を定着させるノリなのかもしれない。

走った時に感じた事は、心に深く刻まれている。

僕について
持久走

「だるいよな、一緒にゆっくり行こうぜ」

30年前の冬、中学校の持久走大会のスタートライン、不安な僕に友人は囁いた。少しの安堵とともに僕はスタートした。

70分後、彼ははるか前方でゴール。そこから遅れること数十分、最後の曲がり角を曲がったら前には誰も見えなかった。歩き

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