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おじいちゃんの凝り固まった考え方は変えられないのか?

年をとるにつれて、考えや思想が自分の中で揺
るぎない確信に変わり、他人の意見に耳を持な くなる人っていますよね。今日はそんなおじいちゃんの物語です。

これは機動戦士ガンダムAGEという作品の感想です。作品自体の構成は約50話というガンダム作品の基本の長さになっておりますが、他作品との違いは、一作品で親子三世代を描いていることです。つまり、最初の主人公がおじいちゃんになって、孫が主人公の時も登場するということです。そこがこの作品の肝であり、楽しめる所だと思います(^^)

その最初の主人公の話題になるのですが、その少年(フリット・アスノ)はお母さんが敵に殺される瞬間に、ガンダムの設計図を託されました。フリットはお母さんを殺された思いもあり、託されたガンダムで仲間たちと次々と敵を倒すことに成功します。しかし、戦争の中でお母さんのように仲間や大切な人が殺されていきます…
フリットはその思いを背負ったまま大人になっていくことになるのです。フリットの息子が主人公の時代には敵に「話し合いなど通じない、殲滅するのみだ!」という始末。普段は柔軟な指揮をとるアスノ司令ですが、それに関してはガンコ者になってしまうのです。
そして、いよいよ孫の時代、おじいちゃんになります。付け加えるとこの作品のポイントは三世代で戦争への思いが違うことです。おじいちゃんは先ほど言った通り敵を殲滅派。息子は戦争拡大を防ぐために、孫は敵と味方の共存を目指して敵も殺さずに戦います。その理由として孫は敵に誘拐され、敵には敵の地球を攻める理由を知るのです。。そこでおじいちゃんの考えは間違っていると孫は言いますが、おじいちゃんはそんなもの知らんぷりです。殺された人の復讐で動いているようなものですから笑
しかし、僕たち視聴者は実際におじいちゃんの仲間が殺されたシーンを見ているので、一概に否定することもできないのがこの作品の良さだと思います。
そして、物語は終局へ向かいます。
おじいちゃんはとうとう結局をつけるために核なるものを撃とうとします(他ガンダムでも核はよくでてきますね)。それを孫が止めに入り、おじいちゃんは頭の中の世界にいきます。今まで死んだ人たちがおじいちゃんに「フリット長い間頑張った、もういいんだよ」などと語りかけます。そして、おじいちゃんは過去から解放され、世界は共存へと向かって行くのです…
37年後、敵と味方が協力し、敵の本拠地である火星でも無害に住めるようになり、人々が平和に暮らせる日が来るという長い旅の物語です。

ほとんど作品紹介になってしまいましたが…笑現実では簡単に考えが変わったり、意見の違う人たちが通じ合うのは難しいかもしれません。それでも、相手の立場に立ったり、何度も自分の思いを伝え合うことは無駄ではないと示唆してくれているのがこの作品。親子三世代で違いをもった所が素晴らしく、伝わってたらいいです(^^)

ガンダムと聞いたらただ機械同士で戦う、男子が好きな作品と思っていた方には是非オススメです(^^)

カレーは簡単に作れて、一人暮らしには2日、3日持つので助かりますね(^_^)
久しぶりの投稿になってしまいましたが、これからもよろしくお願いします(^^)

#作品紹介 #料理 #カレー #アニメ #ガンダム #日野晃博 #AGE

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中村大和
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