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はじめてでもウェルカム!@さつきやま森の学び舎

■はじめに

大阪池田市にあるオルタナティブスクール。子どもたちを古民家や旅に連れていくスクールとの噂を聞きつけて見学してきました!!。
一言で言うと「はじめてでもウェルカム!」そんなところでした。

■見学スケジュール

9:20 池田駅集合

10:00 古民家到着

午前中 鬼ごっこ組、お絵描き組、焚き火組...

12:00 お昼ご飯

13:00 里山ダッシュ組、猫なりきり組、ビンボーダンス組...

■優しさ溢れる子どもたち

この日は大阪能勢の古民家にみんなで遠征の日。最初はみんなで池田駅に集合。そこから古民家に向かう。

駅で集合した時から子どもたちは優しかった。

「あんた誰?」「クソジジイやな!」「私〇〇って名前」

など、最初の一言はそれぞれだが、みんな初めてあう僕に話しかけてくれました。

僕もそれで話やすく、一緒にふざけながら一日をスタートすることができました。

■ お昼ご飯タイム♪

鬼ごっこが始まる中、大きな体の人が中学生に何かを教えてもらっていました。

聞けば、大人が中学生に「かまどご飯の炊き方」を教わっていました。

「自分は竈門の炊き方を知らない。それを学びたい。子どもはそれを知っているから子ども先生に教わる」と大人のスタッフをおっしゃっていました。

子どもから学ぶこと、たくさんありますよね😁

「勉強しなさい」と言われるより、大人から学ぶ姿勢を感じれば、子どもは自然と学びます。

■バリケードを創る!

中には、みんなが危険なところに行って怪我しないよう、バリケードをつくる子も!

この子はいつも以上にワクワクしていたようです。

■園長との対談

見学当日、園長さんはいらっしゃらなかったので、後日zoom会議を希望し、たくさん貴重な話を聞きました。その中でも特にステキだった園での「話し合い」についてご紹介いたします。

こういったオルタナティブスクールのよくあるキーワードは「主体性」
子どもたちでものごとを決めることが大切にされます。

一般的に、子どもたち”だけ”で話し合いをさせるとケンカしたり、多数決で決めてしまったり、そんなことが起きるイメージがあるかと思います。

Q:このような時、どうやってものごとを決めますか?

A:子どもたちだけで決めます。料理の献立から合宿の企画まで。
でも絶対多数決では決めません。
まずは話し合いを開始するとき、全員が参加しないんです。話をしていても横で寝ている人がいる。18人生徒がいても、話すのはいつも4、5人ぐらい。具材はトマトがいいだの、きゅうりがいいだの議論が拮抗する。それで話がいったん決着がついても、話し合いに参加しなかった人がNOと言えば、また議論が降り出しになる。議論の参加は自由ですけど、合意は全員でしています。

そういう「全員がGOじゃなければ決まらないというルール」があるんです。

■話しあいの”こだわり”

現場で見学していて、確かにそのような雰囲気は感じました。
話し合いで、誰も排除されている雰囲気はない。
日中の会話の中でも、全員の意志を尊重する意志が子どもたちの心にありました。

■”人”としてのスタッフ

また、現場で特徴的だったことはスタッフがいい意味で”先生”していないことです。先生だと、生徒を評価する立場にあり、何か一つのフィルターを通して子どもを見てしまう。
一方、この園ではスタッフはスタッフとして、よりもその人自身として話しをしていました。子どもに対して優しく話しかけようとするのではなく、自然体でその人自身で話をしていました。まるでスタッフと生徒が友達かのように。

そのような話し合いの環境が、人としての人格を育てる。そのような現場を肌で感じました。

ビンボーダンス💃

■最後に:さつきやま森の学び舎の紹介

非常に学びある見学会でした。物事を自律して決定し、また他者を尊重する精神を子どもたちから学びました。

特に、大阪北摂の方はぜひ一度、伺ってみてはいかがでしょうか?


次回は2/4~5の冬合宿

動画で登場した親子クラスも参加されます。

どんな会になるのやら楽しみ🤗

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