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自分がされて嬉しいことは相手も嬉しい?

株式会社S.K.Y.の中田です。

ご存知の方も多いと思いますが
私は小学生の頃から大学までずっと
野球を続けてきました。

指導者や先輩から理不尽な思いを
させられたり、鉄拳もあった時代です。

思い出のほとんどがしんどかったこと、
でも指導者や先輩方には
鍛えていただき感謝しかありません。

そして、野球を通じて学んだことも
数え切れないぐらいたくさんあります。

いや、今の自分を形成している要素の
ほとんどが野球で培ったものだと
考えているぐらいです。

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その中のひとつが
「やられて嫌なことは相手にやらない」
ということ。

指導者や先輩から自分がされて
嫌な想いをしたことは
後輩にはしないと決めています。


しかし、重要なのはここからで、

やられて嫌なことは相手にやらない
ということと、
自分がされて嬉しいことは相手も嬉しい
ということはまるっきり違います!

この感覚が分かる方はきっと、
ビジネスでも順調だと思います。


【共感力について】


共感力というのは
他者の感じていることを
自分の感覚として感じる感情的側面と、
相手の立場から見えるであろう状況を
推測して分析する認知的側面があります。

つまり、相手の目線や立場に立って
感情を共有したりイメージしたりすること。


ビジネスに置き換えると
何を提供すればお客様が喜んでくれるのか、
部下のモチベーションが上がるのかを
相手の目線に立って、
相手の状況をイメージすること
です。


自分がされて嬉しいことは
きっと相手も嬉しいに違いない
という思い込みをされている方は、
相手の状況を「イメージする力」が
足りないのです。

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【被災地に千羽鶴を送るという発想】


具体的に言うと
「被災地に千羽鶴を送る」という発想。

私もボランティアで被災地に行った経験が
あるのでよくわかりますが、
家が瓦礫や泥だらけで悲惨な状況で
避難生活を余儀なくされ、
洋服もずっと同じ物を着ていて、
食事もままならない緊急事態であることを
もしイメージできたなら、
その避難先に千羽鶴を送るという発想には
ならないわけです。

これは実際、私がその避難先の体育館で
作業をしている時に目にした光景です。
受け取った方は何を思い、
その千羽鶴をどうしたと思いますか?

[[name1]]さんであれば
この状況に置かれた時、
どう感じ、千羽鶴をどうしますか?


しかし、千羽鶴の送り主の気持ちに立って
イメージしてみると、きっと
「良かれと思って」「元気づけたくて」
千羽鶴を折るという大変なご苦労を
されたはずなんです。
つまり、送り主側の思いとしては
「良いことをした」と信じ切っている。
だから難しいとも言えるのです。


この「良かれと思って」という部分を
相手を想い突き詰めて考えたのか、
自分が嬉しかったからという
自分の価値観だけで決めたのかの違いが
ビジネスで大きく差がつく要因だと
私は考えています。

被災地に千羽鶴を贈る行為そのものを否定しているわけではありません。相手の状況をイメージしてみるというプロセスを経て、そう決めたのか?という考え方の話です。念のため。

共感力とは、相手の状況を推察する力


もう一度言います。
あなたがされて嬉しかったことが
相手も嬉しいとは限りません。

相手の目線で、置かれている状況や
モチベーションの源泉をイメージして
何をすれば喜んでくれるのか、
どうすればモチベーションが高まるのかを
一人ひとり具体的に考えて提供すること
リーダーにはとても重要なのです。

共感力とは、相手の状況を推察する力。

あなたの部下やお子さんや
大切な方の目線に立って、
何をすれば喜んでくれるのか
イメージするという「手間」
かけられるかどうかで
その後の関係性が大きく変わってきます。

ビジネスができる人は
共感力が高く、中でもこの部分
「相手目線でイメージする重要性」を
わかっている人が多いです。
ひょっとしてあなたにも
周りの方を見て心当たりありませんか?


今日は、いよいよスタート間近の
「ELC=共感リーダーズクラブ全日本1期」
で学ぶ内容の一部をご紹介しました。


withコロナの時代には、
なおさら共感力が重要になってきます。

人の繋がり、ぬくもり、支え合うことの
重要性が改めて問われている今だからこそ、
1人でも多くの人に
共感力について学んでいただきたい!
と本気で思っています!

詳しくはこちらをお読みください。

「共感力を高め、リーダーシップの本質を学ぶ!」(写真をクリック↓)

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共感リーダーズクラブ全日本1期

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共感力を学び、チーム作りやビジネスに
活かせるこの講座ですが、
残席があと少しとなってきました。

ご検討いただいている方は
お早めにご登録くださいね。


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