【日常生活】適応障害で退職後、半年経ってみて
01:焦りと不安に抗って、立ち止まる
適応障害で会社を退職してから約半年が経過した。
未だに会社から月に1,2回の業務連絡はあるが、徐々に少なくなってきていて悩まされていた不眠症状も落ち着いてきた。
体調が良くなっていることにホッとする反面、医師からは徐々に仕事を始めて、働いている状態で体調が安定してから薬を完全に抜いたほうがよいと言われている。
そろそろ社会復帰しなくてはという焦りと不安ばかり先走る。
しかし、焦りと不安を抱いても何も始まらない。
幸い傷病手当金をいただいていて、現状では生活への不安は少ないので、ここは思い切ってゆっくり立ち止まることに決めた。
02:周囲の理解を得る大切さ
立ち止まることに決めても、特にやることはない。
今まで体調回復という名目があったが、体調が回復してきてその名目が薄くなると、徐々に周囲からの理解は得られなくなっていく。
特に在宅勤務が多い妻は、私の姿を見てイライラしているのが見て取れた。
「私は働いているのに、あなたは自由にやっている。」
この半年間でもっとも深く心に刻まれた言葉である。
たしかに妻の言い分は十分理解ができた。
自分が同じ立場でも同じことを言うかもしれない。
頭では理解できていても、限界はある。
体調回復することで余裕が生まれるけれど、その余裕は周囲を戸惑わせるものにもなるのかもしれない。
自分の感覚だけで決めるのではなく、考えていることをきちんと言葉にして、周囲に誠実に説明していく努力を怠ってはならないのだと実感した。
03:おわりに
適応障害で退職して、はや6ヶ月。
次へのステップにはまだまだ時間がかかるけれど、地道に前に進みたい今日このごろ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
30代半ばでキャリアブレイクした建築士の記録を書いています。
読む人が前向きになってもらえるnoteを目指しています。
これからもゆるくお付き合い頂けますと幸いです。