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35.僕たち若者が失いかけているもの。それは無意識から生まれていた。
おはようございます。
野球やサッカーとかで「私が見ると負けるんだよね〜」って言う人に限ってルール知らない人多いよね!って感じてる金髪まっちょ。です
世界53ヵ国共通の国際資格を所有するプロパーソナルトレーナーです。大阪と名古屋が拠点です。
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僕が見失っていたもの
本日は日常でふと感じた若者になくてお年寄りにはあるもの(失われていないもの)というテーマで書いていきたいと思います。
ここでは何歳のことを若者と呼んだり何歳以上がお年寄りという定義はなしにしたいと思います。
#いくつに見える?
#この質問は地獄
#若すぎてもアウトだし実年齢をオーバーしてもアウト
これは僕の日常に起きた出来事の話です。
僕の仕事はパーソナルトレーナーです。多くのお客様を目標に向けて指導してます。年齢をバラバラで20代から80代まで。みんな健康思考で素晴らしいですよね。
夜8時以降にお酒が提供されなくなって健康に前向きになったのかなと思ってます。
80代の方のトレーニング指導をした後にランチに誘っていただきました。ちなみにご夫婦で担当しており、その日はご主人のパーソナルトレーニングでした。
ランチはジムから徒歩2分のところにある日本料理屋。聞くところご主人のご自宅からも近くよく食べにくるそうです。
お店に入るとご主人は迷うことなく8人がけのカウンターに座ります。続いて僕もご主人の隣へ座りました。カウンターにはすでにご夫婦が座っていて、カウンターには4人が座っているという構図になりました。
座るや否やメニュー見て注文をします。
ご主人はそば御膳(天ぷら付き)
僕は三元豚のトンカツ御膳
#トレーナーだろ
#揚げ物食うな
#ご主人のそばを7割もらったから満腹
話を戻します。
メニューを注文した僕はご主人との会話をしながらも会話が途切れた時にSNSやメールのチェックをしようとスマホを取り出します。
必ず見なくてはいけないタイミングではないのにスマホを取り出してしまいます。皆さんもありませんか?とりあえず「スマホをみる」
用もないのにInstagramを開いてしまっている。
#ありますよね?
#無意識って怖い
スマホを取り出したもののご主人との会話中に見るというのは失礼なのでテーブルにポンとおきます。するとご主人は「大将!ワクチン打った?」
と大将に会話を振ります。
大将は今年で78歳になるようです。
#いつまでもお元気で
大将は元気な声で「打ったよ!2回目は来週の金曜日や!年寄り大切にしすぎやなこの国は。お兄ちゃんみたいな若いやつ打たせな!」と関西っぽいなぁと言う口調とスピードで話していきます。
その後も大将と僕達の会話は続き、気づけばカウンターに座っているご夫婦も会話に参加し始めます。
結局、お店を出るまで僕はスマホを見ることはありませんでした。この時に感じたんです。
僕たち若者は席に座るや否やスマホを見てしまう。だけどお年寄りはコミュニケーションを始める。もちろんスマホに慣れていなかったり、近所で慣れ親しんだお店という部分もありますが、明らかな違いは顔が下を向いているのか上を向いてるのか。
そしてコミュニケーションが生まれるお店はコロナ禍でも潰れないだろうなと感じました。もちろん味が美味しくてこのお店を選んでいる人もいるけど、ご主人のように大将とのコミュニケーションを楽しみに行く人もいると思います。
「大将との会話」「雰囲気」「食事」にお金を支払っている。「食事」が最後に来てるような。そう感じました。
こういうお店って競合にならず、どんな時代も勝ち抜いていけるんだろうなと感じ、これは自分にも活かせる部分があると思って忘れない為にもnoteに書かせていただきました。
僕たちが見失いかけていた事でした。
皆さんにも何か得られるものがあると嬉しいです。コメントやおすすめ記事などお待ちしております。
それでは良い1日を。
金髪まっちょでした。