やっぱりこれ
僕の実家は、サラリーマン一家で農家ではなかったが、それでも秋になると子供の頃はキノコが気になった。子供の時はキノコに詳しい近所のおじさんとキノコ狩りに連れて行ってもらったりしたものだ。「ここにキノコがあったよ!」森の中を歩くといろんなキノコを見つけるが、ほとんどのキノコは食べられないと言われ、がっかりした。地元で良くとれたキノコは確か「いぐじ」といい、アミタケの一種で食べられる。美味しそうな茶色をしているが持って帰って火を通すと紫色になり、美味しそうな見た目でなくなったのを子供心ながら覚えている。でも自分でとったキノコをみそ汁にして食べた時のわくわく感は、忘れられない。食べ物をいただくことの意味を学んだ気がしている。
秋のキノコの代表としては、やっぱりマツタケとしい茸だと思う。新鮮なしい茸が手に入った時はやっぱり七輪で炭火焼きにするのが何といっても贅沢だ。
七輪でのしい茸の美味しい焼き方は、四つのステップだけ守れば、とっても簡単だ。しい茸の美味しさを余すと事無く食べられる。
① しい茸は洗わず、軸を下に向け
ドーム状にしい茸を並べて蒸し焼き
にする
② 傘の内側の白いひだがきつね色に
焼けてきたら、裏返す
③ 裏返したら、パラパラと降り塩を
して、もうしばらく焼く
④ ひだの上に汗がプツプツと出てきた
ころが食べごろ
特に①の洗わないことがとても重要だ。しい茸をはじめとするキノコは、その『菌糸』からできているため、構造上水分を含みやすい。その為洗ってしまうと香りも風味も落ちてしまうといわれているからだ。実際に洗うとべちゃべちゃになってしまう。
七輪がなくとも、魚焼きのグリルでも十分美味しく食べられる。やっぱり秋のしい茸は香りが良くて美味しい!
※しい茸の美味しい焼き方の動画を下にあげさせていただきました!よろしければ見てみて下さい
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