「価値がない」と「価値がある」の差とはープランナーの曽我さん「企画力」セッションを踏まえて
こんにちは!法政大学キャリアデザイン学部1年の中野です!今回はキャリア体験よりプランナーの曽我さんのセッションを終えてのレポートになります。お付き合いくださいませ。
YouTubeの企画を考えよ
今回の特別セッションでは事前課題としてYouTubeの企画を考え、タイトルとサムネイルを作ろうと言いうものでした。私は「【同性婚】あたりまえってなにか。新しい家族のあり方に迫る」というものを考えました。
企画内容としては、同性カップルや法的に認められていなくとも結婚してるという同性婚カップルのご自宅やプライベートに密着し、同性婚が珍しいものではなく、それぞれをただ愛しているだけということを伝えたいというもので作成しました。YouTubeでは取り上げられていないから新しいかな〜なんて思っていましたが、考えが甘かったようです。
テレビ番組でよくある企画と言われてしましいました。たしかに自宅訪問やプライベート密着はよくある企画だなぁとその時気づかされました。今回のセッションは企画をする力をつけるという以上に、その時に何が大切なのか、企画として認められるものを作るにあたりどのようなことが大切になるのかということを感じるための時間でした。
よくあるは「価値がない」
さて、今回のコロナ禍で大きく変わった働き方。企業は可能な限り人件費を削る傾向にあります。これから先もさらにその動きが進むと言われています。これからの就活市場を曽我さんは次の言葉であらわしていました。
winner takes all.
つまり、「企業が欲しいごく少数の人材」と「そうでない多数」の2極化がアフターコロナの人件費の見直しに伴い発生すると話していました。こうした時に。自分がwinnerになるために、つまり、社会から欲せられる人材になるための方法の1つとして曽我さんはこうおっしゃいました。「世の中にアウトプットをする前提で自分の進退を動かし、新しい体験をする」と。端的に言えば、インプットとアウトプットの繰り返しが重要であるとお話を頂きました。
我々が人事担当で採用に携わるとなった時に、①手抜き企画、➁意味不明な企画、③よくある企画、④あと一歩の企画、⑤オリジナルの企画を持つ5人の人材のうち誰を採用するだろうか。どの企画にお金を投資するでしょうか。それがこれからの人事になってくるでしょう。コロナ禍で重要視されるようになったのは個々のスキルです。
結び
さて、今回はプランナーの曽我さんによるセッションからのお話でした。他との差別化を図る上で重要なのはそれに自分の熱がこもっているか。質より量や量より質などという言葉もありますが、曽我さんからすると「全てに本気で挑みつつ量を出す」これに尽きるとおっしゃっていました。
更に、身体を動かすことをしないと「意識だけ高い系」になってしまい、アウトプットが追い付かない人間になってしまうともおっしゃっていました。あれやる!これやる!で終わらせずに実際にアクションを起こせるかどうか。まず最初の関門はここにあり、これを突破せずに思いが先行してしまう人は単に意識だけ高い人で片付けられてしまいます。では、どんなアクションを起こすか。それを考えるのが戦略的思考となるのではないでしょうか。まさにプロティアンなのでしょう。
今回はここまでにします。コロナで変わる会社の在り方、人件費の使い道を踏まえ、これから自分は何をするのか。どんなアクションを起こすのか。それを常に考え、日々成長していきたいと思います。今回もお付き合いいただきありがとうございました。