#001 御挨拶と武蔵野美術大学通信
こんにちは。
皆様、あけましておめでとうございます。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年なので、noteを始めました。
noteのきっかけ
きっかけは、「武蔵野美術大学 通信過程 デザイン情報学科」の第三学年に編入できることがわかったことです。
また、2020年10月に社会人になり、ようやく自分の中で「ちゃんと、表現をしよう」と思えたことも、非常に大きな転換点でした。
このnoteでは、授業が開始される2021年の4月にむけて、デザインに取り組んだ軌跡を残していきます。
武蔵野美術大学 通信過程 ムサビ通信
まず、武蔵野美術大学 通信過程、通称ムサビ大学について簡単に記述します。
武蔵野美術大学には通学過程とは別に通信過程があります。
こちらも4年制で、卒業すると学士(通信)という学位になります。
通信過程ですが全てが動画授業ではありません。
大体の授業は、課題の提出とキャンパスでの短期対面授業が単位習得の必須条件として設定されています。
そして、通信過程にも編入という制度があります。
今回事務局の方にご相談し、第3学年から学習することにしました。
デザイン情報学科 デザインシステムコースで取り組みたいこと
デザイン情報学科 デザインシステムコースを選んだ理由は「人間の能力を拡張するための情報処理のデザインを研究する」ためです。
個人が従来以上の認知をもつためには、脳と機械(ソフトウェア)をどう融合させてしようしていくのが良いか?というテーマを軸に、「人間がより気づき、より発想し、より創造するための技術(デザイン)」を発見していきたいと思います。
想定している研究例
・空気の可視化による、「周りの空気」のデザイン
・公共性の透明度ごとの感情変化と行動デザイン
・会話の記号化という制限による意識変容と環境デザイン
・身体的な毎秒360°記録によるツールのデザイン
・「世の中に発生しなくてよかったムダ」のデータを造形デザイン(記号に落とす)
・電気及び水とのコミュニケーションによる生活デザイン
・人生時計での人生の可視化のデザイン方法の模索とによる感情変化の記述
・全てのデバイスの電池残量一覧のデザインとそれを身につけて持ち歩く人間の生活のデザイン
・魅了される動きの収集と理由の解明、及び新たな生命体の要素のデザイン
・素材に対する言葉(ワード)の収集と固定概念と人々の生活、及び新たな電子的な素材のデザイン
・生命的な活動(特に、食べる)、不快感(特に、体調の悪さ)を解放する無形のデザイン
・じぶんの身体に関する感情を集め、希望する機能をつけたときの生活様式のデザイン
<余談>カメラ購入しました。
カメラを迎え入れてから、今見ている「面白いな」という視点が映し出せることに泣くほど感動しています。
特にプロダクトに対して「どうしても、この視点で魅力を伝えたい」という衝動にかられることが多いので、じぶんの目になってくれる機材に非常に感謝しています。
ちなみに、選んだ機材は愛する THE GUILDの市川渚さんとお揃い(本体はミニマムさを重視してα7Ⅲからα7Cへ)にしました。
今日は、イスという機能であり、素材の集まりを撮影しました。
写真集・イス
今日の観察対象は、「イス」です。
私が生まれる前から家で使われていた物です。
皮が座椅子の木の部分を包んで膨らんでいるところを撮影しました。
したの木材の堅さとの対比で、より一層皮の質感が楽しめました。
縫い目がキュートでした。
この縫い方は糸の一つずつが斜めになるので、なお面白いです。
そして、誰も上にいないときの、空気だけがそこにある姿が
椅子という機能をより一層引き出してくれていました。
最後に、イスの使用された痕跡。
よくよく見ると、傷ついているところと今なお艶やかなところが混在していました。
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