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2018年 34冊目『SHOE DOG』

恩師のTさんのお勧めです。

面白かったです。

靴にすべてをかけたSHOE DOG ナイキ創業者のフィル・ナイトの自伝です。

創業メンバーは当然のことながら

ナイキの味方になった人、敵になった人、裏切った人、

すべて実名で出てくるので、ドキドキします。

ざっくり知っていた話の点と点がつながって、壮大な物語になります。

これ、お勧めです。

オニツカとの関係が始まったのも、

ナイトの夢(若者の熱い情熱)と

行動力(つてもないのに日本に行く)と

ガッツ(点をつなぎ合わせてオニツカにまでたどり着く)と

口から出まかせ(法人でもないしオフィスもないのに、あると言って、オニツカからOK貰った)

からです。

すごいスタートです。

有名なナイキは女神のニケからとったのですが、

もしこれが選ばれていなかったら売れそうにもない名前になっていました。

主要登場人物の中に、日本人も複数出てきます。

オニツカの窓口で、良い関係も作るし、最後ナイキを切る「キタミ」

日商岩井の窓口で、銀行から切られたナイキの窮地を救う「イト―」

ナイキを切った銀行とのエピソードも痛快です。

分厚い本ですが、一気に読みたくなる本です。

▼前回のブックレビューです。


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