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2024年93冊目「15歳からの社会保障」
どうして買ったのか全く記憶が無いのですが、読んで良かったです。
日本は困っている人を助ける施策たくさんあります。
本書は、中高生を主な対象としていますが、社会保障制度に詳しくない大人にとっても有益な内容となっています。
私自身は、知らない情報だらけでした。
特に、教育関係者や福祉に関心のある方、また自身や家族、友人が困難な状況に直面した際にどのような支援が受けられるかを知りたい方におすすめです。
転ばぬ先の杖なので、今直面していなくても読むと良いですよ。
例えば、ケガ、障害、介護、ハラスメント、DVなど、誰にでも起こりうるさまざまな事象に対して、どのような社会保障制度や相談窓口が利用できるかが分かります。
日本の社会保障制度は「申請主義」なのです。
必要な支援を受けるためには自ら情報を調べ、条件を確認し、申請手続きを行う必要があります。
これらの制度を知らないために利用できない人々が多く存在します。
本書は、そうした状況を踏まえ、制度の存在を広く知ってもらうことを目的としているそうです。
▼前回のブックレビューです。
▼プレイングマネジャーを助ける本を書き、12/18から発売しています。