2021年 37冊目『独立志向』
名古屋のネオレックスの創業者の駒井俊之さんの著書です。
昭和のITベンチャー企業家が語る仕事、家族そして人生と副題があります。
献本頂きました。
どうしてだろうと思って、送付文を見ると私の名前を載せたとあります。
どこなんだろうと思い目次を見ながら探したのですが見つかりません。
これは全部(神様が)読めという事だろうと読み出しました。
驚きました。
いやいや面白いのです。
文章が上手なのです。
もちろん中身があるからですが、初めて書かれたとは思えない文章なのです。
波乱万丈の製造ベンチャーの話です。
うまく事業継承もされています。
「日本でいちばん大切にしたい会社」を受賞された会社でもあります。
次々に革新的な商品を作り続けながら、関わる全ての人が幸せになることを志向し、お客様からも愛され、仕事を楽しみ、メンバーを家族として考え、個人の力と特性を生かします。
だから手を挙げた人が担当です。
そして新しい文化を創造し、技術を極めてモノづくりをします。
だから何でも作っちゃいます。
同社は、いわゆる今でいうEdTech,HRTech、コミュニケーションTech企業の草分けです。
奥さんとの話も微笑ましいです。佳子さんと呼んでいらっしゃるようで、文章でも「佳子さん」と書かれています。愛情が伝わってきます。
楽しく、読んでいるうちに私の名前が出てきました。
※笑い話ですが、黄色い付箋がんでありました。気づかない時は気づかないものです笑
私が出てきたのは、本では事業継承の章で、現社長である息子の駒井 拓央さんが、前社長の事を書いている部分です。
「応援してくれる人たち」
4人の方が取り上げられるうちの3人目で登場します。
最後に私のプロフィールにも触れて下さり、こんなすごい人が応援してくれる社長はやっぱりすごいという事を書かれています。
正直、覚えて頂いていて、有難いです。
ちょうど、リクルートしてベンチャー支援のスキームを作りたくて、多くのベンチャー企業とベンチャー支援をしている人たちにお会いしていたころの話です。
凄く懐かしいです。
前社長が考案したマイクロバーコードの発想、技術力などに感銘を受けたのを覚えています。
確か大手の印刷会社も出資していて、今でいうプラットフォームになる可能性があったのです。ワクワクして西岡さんに連絡したのを覚えています。
これ、本としても面白いです。
スタートアップの経営者は読むと良いかも。