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2022年 28冊目『ザ・ドリーム・マネジャー』

中尾塾(経営者対象の塾)の参加者が、勧めてくれたので手に取りました。
とても良い本でした。
これ経営者の皆さんは読むと良いかも。
小説仕立てで重要な事が学べます。
清掃会社での話です。
業種や規模はあまり関係ないかもしれません。


成長しているのですが、入社した人が平均3か月で辞めるのです。
離職率が400%。
当然ですが、顧客からのクレームも頻発。
従業員のモチベーションは低位安定。
当日の遅刻や体調不良による休みもたくさん。

そのような状態から
働くみんなが「やりがい」と「愛着」を感じる会社を作る
シンプルで楽しいアイデア
それが「ドリーム・マネジャー」を設置する事なのです。

離職率を下げるために
最初に効果があったのは
現場のみんなに聞くことでした。

皆は会社に行く足がなく
早朝や深夜だとバス停が危ない場所になっていたのです
そこで循環バスを準備しました。

これにより従業員との絆ができだしたのです。

会社は自分たちのことを考えてくれる存在だと
少し離職率が低下しました。
そして、ドリーム・マネジャーです。
従業員の夢を聞いて、それを実現するのを支援する仕事です。

夢は多様でした。

家を持ちたい、車を持ちたい。
そしてクリスマスパーティを祝いたい。
そんな日々の楽しさも実現できない生活をしている人もいるのです。

そしてドリーム・マネジャーは、彼らの夢を
計画(お金を貯める)、モチベーションマネジメントなどで実現を支援するのです。

ドリーム・マネジャーの支援のおかげで 一族で初めて家を建てた女性が出ます。

彼女は、仲間を家に呼んで、この制度のすばらしさを伝えます。

クリスマス・パーティの人のエピソードでは、嬉しくて涙が出そうになりました。

離職率が下がり、顧客からの満足度が高まり、利益率も高まります。
従業員の給料も上がります。

とうとう、この会社では実現できない夢を支援(つまり他の会社に行く、大学に行く)までを応援するようになります。

そして、また従業員にアンケートを取ります。
彼らが望んだのは、パートナーをドリーム・マネジャーとの面談に同席させたい。
子供をドリーム・マネジャーに面談してもらい、夢の実現をサポートして欲しいというものでした。

私たちはG-POP版GC(グループコーチング)でGoalの①として人生をかけて実現したいGoalを書いてもらっています。
このGoalは本当に多様です。

この夢を実現することを支援してくれる人、会社にはきっと感謝しますよね。
これを会社が仕組みとして持っているって話ですね。
これ入れることを検討する価値あると思います。

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