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2021年 82冊目『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』

子どもを指導するときに、怒鳴ったり、体罰を加えたりする必要ありません
と帯にあります。

ホントそうです。
体罰って今でもあるんだなってのも驚きです。
※私たちの世代は、昔は当たり前だと言いすぎている気もします。

冒頭にスペインのマドリードにあるチームの下部組織を年齢別に見た話が載っています。


これのインパクトがすごいですね。
6歳児が絶妙なタイミングでパスをして、ドリブルし、サイドのフリーな選手にパスするのです。
自分の感性でプレーしているのです。

コーチは指示や煽ることもしないのです。
終始笑顔でいいプレーをした子を褒め、ゴールした子とハイタッチ
そしてミスをしたら励ますのです。

ワールドカップ予選のVIP席のいたるところに子供たちが大人に混じってみているのです。

つまり、幼少期から一流サッカーを見て、頭と体にイメージがしみ込んでいるのです。

日本では、サッカーを見ずに練習しているクラブも少なくないそうです。
練習時間も長時間が普通だそうです。
いまだに根性と精神論。
そして、結果論だそうです。

負けたらお通夜のように暗くなり
無理やり練習させ
指導も根性論

これでは、楽しくありません。
子どものころは楽しいのが一番です。
そして自分で考えられる子供を作るのが一番です。
それを実践している方の話です。
学びが多いです。

この方、
たくさん教えないのです。
たくさん指示しないのです。
自分で考えるようにするのです。

だから11の魔法って

肯定する、上達する、楽しませる、気づかせる、考えさせる、進化する、夢を持たせる、余裕を持たせる、自立させる、和を作る、問いかける

つまり、魔法という本ですが、本質の本なのです。
こんな指導者がどんどん増えると良いなって思いました。

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