2021年 76冊目『あたらしいお金の教科書』
EMSでご一緒した新井和宏さんの本です。
EMS内の講義でお話を伺い、その後の構想も聞いていたので、
それがどんどん具体化していっているのをわくわくしながら読みました。
お金のために働くのか
自分を生きるために働くのか(お金を手に入れる)
どちらが良いのか問いかけてくる本です。
私は、かなり前から後者で生きているつもりです。
ぜひ読んでほしいので、あまり中身には触れませんが
それでも良いなって思ったのを紹介します。
ほかの人がもっているものを「いいな」と思うことがあるかもしれませんが
自分にとって価値のあるものを手に入れてほしいと思います。
そうしないと、いくらお金があっても足りないと感じる人間になってしまいますから。
価格とは、何かを買うときに支払うもの
価値とは、何かを買うときに手に入れるもの
お金はためるためにあるのではなく、使うためにある。
いつかお墓に入るときに、あんな形で使えてよかったなと思えるかどうか
貧しい人とは、何もない人ではなく、欲しがる人のことをいう。
社会的成功に生きる必要はなく、自分で自分の成功を定義し、いきがいをもって生きていく。
新井さんは、それを実践されていますね。
最後に新井さんの人生すごろくが載っています。
それを読むと、そうかこの人生の節目節目での出来事や人の出会いが新井さんを形作っているのが分かります。
一読の価値ありです。