2022年 40冊目『運命を拓く 天風瞑想禄』
先日、中村天風さんの自伝を読んで感銘を受けました。
驚くことに自宅の書棚にこの本があったのです。
天風さんの塾生さんとのやりとりが書かれた本です。
人生でつらい時に「常に前向き」であることの重要性と、その心の持ち方を学べる本です。
上述のように天風さんの自伝を読んで、波乱万丈の人生を超えて、生きてこられた方だということを知っていたので、一言一言の重みが違いました。
13章からなり、各章の終わりに、それを実現するための言葉が載っています。
天風さんは、そもそも宇宙霊が我々を良く生きさせようとしているのだと言います。
それを常に意識して善く生きていけば、良いと説きます。
そうすれば、たとえ人生に苦難や苦痛があったとしても、それを心の中で喜びと感謝に振り替えられると言います。
どのような事実があろうとも、私たちの心持ち、つまり解釈で、その事実をどのようにも捉えられるという事です。
常に穏やかに人生を過ごすことができるようになる本です。