2021年 38 冊目『情報の歴史21 象形文字から仮想現実まで』
NTTが民営化した時に、NTTが松岡正剛さんに依頼して作った本のはずです。7章からなる壮大なテーマの本です。
この本での「情報」は、人間が獲得し改良し続けてきたコミュニケーションのためのすべての手法及び内容の事。
・ヒトとヒトザルを分けたのは「コトバ」を創り出したこと。
・決定的なアイデアの飛躍は、手指を使って線状を、さらには輪郭を描いたこと。
・その後、文様を作り、図表や絵文字をつくり、文字のセットを作った。
・上代人あるいは古代人がなぜ神を仮想できたのか。
→情報の歴史の半分は、神の流出をどのように表現するのか
・その後、時計やレンズを使いこなすようになると神を追う歴史と技術を追う歴史が分離してしまう。
・各地に文字が出現すると、文字戦争というべきが繰り返された。
こんな話が続きます。
とても読み応えがある本です。
辞書のように残しておこうと思います。