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2022年 53冊目「AI監獄ウイグル」
これ本当に現代に起きている事なのでしょうか?
中国のテック企業だけではなくアメリカのテック企業も中国政府と組んで
ウイグルの人たちをAIで監視し、思想教育をしているのです。
多くの人が登場します。
その中でも衝撃的なのはメイセムという聡明な女性の体験談です。
北京の一流大学に通い外交官を目指している女性でした。
海外に留学も行きました。
ウイグルでは、暴動の後、AIと監視装置(web閲覧履歴からウイグルの人をランク付け)で行動が全て見られているのです。
2015年の国家安全法で、家に監視カメラが設置され、健康診断でDNAを採取されるのです。
政府は自由に誰でも再教育センター、強制収容所へ収監できるのです。
そこで思想教育を受けるのです。
メイセムもそれを受けた1人です。
幸いなことに自宅に戻ることができ、
母親の協力の元トルコに逃げることができました。
この逃げる話は偶然が偶然を呼び何とか出国できたのです。
これが2010年代後半にお隣の国で起きている事なのです。
最近ビッグテック関係の本を読み、凄い事が起きるかもと思いましたが
起きていました。