2021年 60冊目『星野リゾートの事件簿2』
星野リゾートの事件簿が出版されて約10年。
その10年分の事件が掲載された続編という位置づけです。
息子が星野リゾートに就職する直前にこの本を勧めた記憶があります。
スーモカウンターの時に、高い接客を見ようと全員でリゾナーレに行こうと計画したこともあります。
大好きな会社です。
東北を旅行した際に星野だけを回ったこともあります。
東京の星のやも行きました。
軽井沢のブレストンコートにあるユカワタンは大好きなレストランの1つです。
この本も前編に負けずに劣らず面白いです。
違いは、前編では、星野佳路社長が、立上げには必ず参加していたのが
ブランドごとに変わり、標準化が進んだので、社長が必ずしも参加しなくてもよくなっていること。
しかし、一方で次々に新業態にチャレンジしているので、新たな事件が起きる。
そこにはやはり社長も登場。
停電時の結婚式の対応(ブレストンコート)も素晴らしい。
旭川で中年社員が蘇った(OMO7)も素晴らしい。
土浦でロードレーサ向けの宿(BEB5)も素晴らしい。
京都を捨てて滋賀に張った(ロテルド滋賀)も素晴らしい。
冬場の露天風呂の対応(箱根界)も素晴らしい。
コロナでの大浴場密防止(情シス部)も素晴らしい。
現場主導での努力の話がたくさん出てきて、さすがって思います。