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【#わたしの本棚】怠惰とリハビリ

久しぶりすぎる、なかおです。

noteで記事を書く,いやnoteを開くこと自体がかなり久しぶりなのですが,時間が少しできたので,少しづつ書いてリハビリしていこうかなと思っていた矢先に,こんなものを見つけました。

これだったら,リハビリにもちょうどいいと思い、今に至っています。実際,他人の本棚を見るのは好きだし,気にもなります。

でも,いきなり本棚を紹介するのもそれぞれの本に焦点があたらなくて少し寂しい感じがするので,今回は積読を紹介していこうと思います。
別に積読を増やしたいわけではないのですが,Amazon Prime,学生なのでPrime Studentを利用していると,3冊買うとお得になります。そのため,欲しい本が2冊でキリが悪いときなどにちょっと安めの新書を買うのが定番になってしまっています。

専門書群

ふつうは,本のタイトルで見出しをつけるものと思いますが,それだとネタバレ感あるので,こういう形でまとめてみます。
専門書といっても,ほとんどが教育,教育社会学,高等教育論系の書籍になります。専門書と小説で3冊づつ,哲学書は1冊だけ紹介していきたいと思います。(哲学書だけちゃんと読んでるという意味ではない)

①仲田康一監訳,クリスティ・クルツ著『学力工場の社会学―英国の新自由主義的教育改革による不平等の再生産』

なぜ積まれているのか,を問われても答えが出ないほど,今読まなければならない本です。ていうか,これ書き終わったら読みます。

この本は,日本とイングランドの間に存在する,同一性の推奨や,身体の規範によって扱いやすい生徒を作りだそうとすること,教育を国家経済に奉仕するものとして位置付ける,他のOECD諸国に比べて教師の長時間労働が際立っている,といった共通点や新自由主義的な競争という価値が生徒に何をもたらすか(日本語版への序文より引用)。
日本にもかなり示唆を与える本となっているものと思われます。

これに関連するニュースを少し紹介しておくと…

大阪府の新しい教員評価システムや

コメント付きで紹介したいので,他人のニュース紹介から引っ張ってきて大変恐縮なのですが,教育政策は現代の課題解決よりも,レガシーを遺すためのものとして扱われていることが挙げられます。


②広田照幸『教育言説の歴史社会学』

2冊目に積んでいるのはこれです。実は「言説」というか,一つのものを他人がどう捉えているか,というのが面白くて,高等教育に興味を持ったも同然なのですが,この本はそんな私にドストライクでした。読んでない理由は,単なる怠惰です。

③石黒毅訳,E・ゴッフマン著『行為と演技―日常生活における自己呈示』

学部3年の時に買ったけど,難しくて積んでます。中学だけ演劇部でなんとなく興味を持ったまでは良かったのですが,その先がだめでした。
近いうちに吟味したいと思います。

小説群

実は,小説はほとんど読みません。笑

でも先述触れたように,Prime Studentの所為(?)で,たまに買っています。しかし当たり前ですが,読まないので積読です。
そういったものは,あまりにも思い入れがないので紹介しません。少しでも読者のためになるような本を紹介することを心掛けています。

①The Albert Einstein Story

いや,小説じゃないやんけ! と思われたかもしれませんが,実はこの本は英語学習の教材に位置づけられる本です。一番簡単なものをここには載せまsしたが,アガサ・クリスティ『そして、誰もいなくなった』やドストエフスキーの『罪と罰』など,世界的な名著がこのシリーズでまとめられています。

かくいう私も,「英語の勉強に…」と思い購入に至ったわけですが,かなり気になっていたものを除き,その多くが積読となってしまいました。


②辻村深月『かがみの孤城』

もはや,なぜ買ったのかさえもわかりません。笑

積読といっても買った当日はパラパラとページをめくるもので,なんなら買う前に少しめくって面白そうか確かめます。おそらく,そこで何かに惹かれたのだと思います。


③古市憲寿『平成くん、さようなら』

古市さんの著書は少しチェックしていました。最初に読んだのは,『絶望の国の幸福な若者たち』で,ちょうどそれを読んでいるときに,発売されたので,一緒に買ったのだと思われます。

表紙をデザインあるいは,表紙の写真を撮ったのが蜷川実花さんということで,表紙に惹かれた部分もあります。

哲学書?

①G.フィガール『問いと答え―ハイデガーについて』

この本は,書店をぶらぶらしながら本を探していたときに,たまたま見つけた本です。問いのセンスを欲していたときに,見つけた本なので一目惚れかもしれません。
ハイデガーも読まなきゃだめかな?という若干の読まない理由まで見つけ始めてます。

ネタ枠

突如,思いついたというか,なんか出てきたので紹介しておきます。笑

①ポケット六法

私が持っているのは平成31年度版です。
これ全部読む人は法学専攻の学生くらいでしょうから,もちろん読んでません。


最後

以上,積読の紹介でした。
紹介というか,専門書群に至っては,「まだ読んでません!読みます!」という私の怠惰を懺悔するコーナーに成り下がっていましたが。笑

もちろん本はこれ以上の数あるので,かなり積んでいたことに驚きです!
そして,これを書いて,「ちゃんと読もう!」となる本もあることが分かりました。今回の『学力工場の社会学』がまさにそれです!
あんまり一気に紹介するとあれなので,今後も不定期に更新できたらと思います~(いや,積むな)。


では,また~!

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