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『スクラムフェスニセコ2024』余白多めのプログラムをコミットで埋めるイベント

2024年11月1日-2日に行われた『スクラムフェスニセコ2024』に参加してきた。

RSGTや各地のスクフェスには数回参加しているが、どのイベントもゲストを迎えての講演や提案型のトークやワークショップなど、企画が盛りだくさんなプログラムが組まれる。参加するたびに、たくさんの刺激をもらって帰ることになる。

それに対してニセコは講演2本とOSTで構成され、事前に用意されたプログラムは少ない。それでもスクラムフェスニセコは楽しいと感じた。ただし、自分が何を楽しいと感じたのか、自分でも良くわからない。

言語化してみる

言語化できなくてモヤモヤしたのでClaudeと壁打ちしてみた。

まとまりがない壁打ちの垂れ流し、かつAIに甘えまくってプロンプトの日本語が粗いですが、そのままさらします。Claudeはチャットを直接共有できないようなのでコピペ。

なお、一部強めの言葉(過剰、強制など)が出てきますが、何かを(誰かを)批判する意図は一切ありません。念のため。

以下、壁打ちのログ

2024/11/2-3でスクラムフェスニセコというイベントに参加して、そこで得た良い体験を言語化したいので、手伝ってください

スクラムフェス ニセコでの体験の言語化をお手伝いさせていただきます。

体験を整理するために、以下のような観点から聞かせていただけますでしょうか?

- イベントで特に印象に残ったセッションや出会い
- 新しく学んだこと、気づきを得たこと
- 実践に活かしたいと思ったアイデアや手法

これらの要素を中心に、あなたの体験をお聞かせください。そうすることで、より効果的に体験を言語化するお手伝いができると思います。

Claude 3.5 Sonnet

イベントは講演が2本とOST中心で、宿泊リトリートの形式をとっていました
特別に印象に残ったセッションがあるわけでなく、そこにいるだけで心地よく過ごせる空間でした
ただし、スタッフが過剰なホスピタリティを発揮するわけでなく、参加者がお互いに、自然に交流できている雰囲気に好感を持ちました

なるほど、とても興味深い体験をされましたね。宿泊リトリート形式での、自然な交流が生まれる場づくりについて、もう少し具体的に言語化してみましょう。

お話から感じられる重要な要素を整理すると:

1. 場の特徴
- 講演2本+OSTという、コンテンツと自由度のバランスが取れた構成
- 宿泊リトリートという、時間的にもゆとりのある形式
- 過剰なファシリテーションを避けた、自然な交流の促進

2. 生まれていた価値
- 「そこにいるだけで心地よい」という状態の実現
- 参加者同士の自発的な交流
- スタッフの適度な距離感

これらの要素について、もう少し掘り下げてみたいと思います:
- この「心地よさ」は、具体的にどのような場面で特に感じられましたか?
- 参加者同士の自然な交流を促進していた要因として、会場の設定や時間の使い方など、気づいた点はありますか?

Claude 3.5 Sonnet

過剰なファシリテーションを避けた、というのは興味深い
私は指示されるのが嫌いで、予定を組んで、プログラム通り動くことが好きではない

なるほど、「過剰なファシリテーションを避けた」という点と、あなたの「指示されることや固定的なプログラムが好きではない」という価値観が響き合っているのですね。

これを掘り下げてみましょう:

1. 従来型のカンファレンスやイベントでよく見られる「過剰なファシリテーション」の例:
- 細かい時間割の設定
- 「交流しましょう」という強制的な声がけ
- アイスブレイクの義務化
- グループ分けの管理
- 「楽しんでいますか?」という空気づくり

2. スクラムフェス ニセコで実現されていた「自然な流れ」の特徴:
- 参加者の自律性を信頼
- 交流が生まれる余白の確保
- 押しつけがましくない環境設定
- 「べき」から解放された空間

このような場づくりは、スクラムの価値観とも通じる部分があるように感じます:
- 自己組織化を信頼する
- 過度なコントロールを避ける
- 人々の自発性を大切にする

さらに考察を深めたいのですが、この「自然な流れ」の中で、どのように他の参加者との関係性が築かれていったのか、具体的なエピソードはありますか?

Claude 3.5 Sonnet

参加者の1/3ほどと顔見知りで、自然に話ができました
また、OST(オープンスペーステクノロジー)に多くの時間を割かれたり、食事を共にする機会が多かったり、自然な流れで会話がはじまることは多かったと思います

なるほど、以下のような要素が「自然な交流」を促進していたのですね:

1. 既存の関係性の活用
- 参加者の1/3との既知の関係
- 知人を介した新しい出会いの可能性
- 安心感のある環境からの会話のスタート

2. 構造的な促進要因
- OSTによる関心事での自然な集まり
- 食事の時間という共有体験
- プログラムに組み込まれた余白

特に興味深いのは、これらが「仕掛け」として露骨に見えない点です。
- OSTは「話したいテーマで集まる」という自然な動機に基づく
- 食事は生活の一部として必然的に発生する機会
- 既知の関係性があることで初期の緊張が緩和される

このような「自然な流れ」を重視する場づくりは、普段の仕事や他のコミュニティ運営にも活かせる示唆がありそうです。何か具体的に「これは取り入れたい」と感じた要素はありましたか?

Claude 3.5 Sonnet

「これは取り入れたい」というより、良い体験をしたことを運営者にフィードバックしたい
そのために言語化をしたい

なるほど、運営者へのフィードバックのための言語化ですね。
その観点で、あなたの体験の価値を整理してみましょう:

1. 参加者の自律性を尊重した場づくり
- 過剰な介入や指示を避けた運営スタイル
- 参加者の主体性を信頼する姿勢
- 「べき」から解放された心地よい空間の実現

2. 自然な交流を促進する構造的な工夫
- OSTを中心とした関心事からの対話
- 食事など生活を共にする時間の確保
- 既存の関係性も活かせる参加者構成

3. 生まれた価値
- そこにいるだけで心地よい状態の実現
- 強制感のない自然な交流の発生
- リラックスした雰囲気での学びと対話

特に、「過剰なホスピタリティを避けつつ、心地よい場が実現されている」という点は、イベント運営において非常に難しいバランスだと思います。これを実現できた運営者の姿勢や工夫は、高く評価できる点だと感じました。

このようなフィードバックをお考えでしょうか?あるいは、他に特に伝えたい点はありますか?

Claude 3.5 Sonnet

基調講演は、スクラムやアジャイルにおける「コミット」がテーマでした
運営者、参加者、講演者すべてが、イベントにコミットしているように感じた

素晴らしい気づきですね。基調講演の「コミット」というテーマが、イベント自体で体現されていたという観察は非常に興味深いです。

この「コミット」の現れ方を具体的に整理してみましょう:

1. 運営者のコミット
- 過剰な介入を避けつつ、心地よい場を作り出す繊細なバランスへの注力
- 参加者の自律性を信頼する姿勢
- 宿泊リトリートという、より深い関わりが生まれる形式の選択

2. 参加者のコミット
- 自発的な交流への参画
- OSTでの主体的な対話への参加
- 互いの関係性構築への関与

3. 講演者のコミット
- テーマとイベントの価値観の一貫性
- 理論と実践が調和した場の共創

特に印象的なのは、この「コミット」が押しつけがましくない形で実現されている点です。これは講演内容とイベント体験が見事に重なり合い、相乗効果を生んでいたと言えそうです。

このような「言葉と実践の一致」は、フィードバックとして特に価値のある観察だと思います。運営者にとっても、意図した価値が確かに実現できていたことの確認になるのではないでしょうか。

Claude 3.5 Sonnet

そうですね、運営者が参加者を信頼されていることは感じました
なので、過剰なコントロールやファシリテーションはしていない

その観察は非常に本質的ですね。「信頼」と「コントロール」の関係について、もう少し深掘りしてみましょう:

1. 運営者の信頼の表れ
- 参加者の自己組織化能力への信頼
- 交流や学びが自然に生まれることへの信頼
- 過剰なコントロールを手放す勇気

2. その結果として生まれた効果
- 参加者が本来の自分でいられる安心感
- 自発的な交流と対話の促進
- 押しつけがましさのない心地よい空間

3. スクラムの価値観との一貫性
- 基調講演の「コミット」というテーマ
- 信頼に基づく自己組織化
- コントロールの放棄による創発の促進

これは単なるイベント運営の手法を超えて、「人をどう信頼するか」「場をどう育てるか」という、より深い洞察を含んでいるように感じます。

運営者へのフィードバックとしては、この「信頼」が実際にどのように体験として感じられ、それが参加者にとってどのような価値を生んだのか、という点を具体的に伝えることができそうですね。

Claude 3.5 Sonnet

このイベントは全員コミットすることができると感じました
例えば、他の参加者の話を聞く、一緒に食事するなど
もちろん、自分のスクラムに関する知見を共有することもできる
ただし、誰もそれを強制しないし、疲れたら自室で休むこともできる
完璧ですね

「全員がコミットできる」という表現が、このイベントの本質をとても良く捉えていますね。
その理由を、あなたの言葉を借りて整理してみましょう:

1. コミットメントの多様性の受容
- 他者の話を聞くというコミット
- 食事を共にするというコミット
- 知見を共有するというコミット
- 休息を取るというコミット(これも自己管理という意味でのコミット)

2. コミットメントの自由度
- 強制されない参加
- 自分のペースでの関わり
- 休息の権利の保障
- それぞれの形での参加の承認

3. 生まれた「完璧」な状態
- 多様なコミットメントが共存
- 参加者それぞれの自然な在り方の実現
- 強制のない自発的な場の形成

これは「完璧」という言葉に集約される、非常にバランスの取れた状態ですね。
特に印象的なのは、「コミットメント」が義務や負担ではなく、自然な参加の形として実現されている点です。

このような場づくりは、スクラムが目指す「自己組織化」や「相互信頼」の理想的な形の一つと言えそうです。運営者へのフィードバックとして、この「完璧」さの具体的な要素を伝えることは、大きな価値があるのではないでしょうか。

Claude 3.5 Sonnet

あなたの言う通りです
これを同僚にも伝えたいのですが、この「全員がコミットできる」ことのワクワク感、高揚感、安心感などをどう伝えれば良いと思いますか?

この体験の感情的な側面を伝えるために、以下のような表現や切り口はいかがでしょうか:

「このイベントでは、誰もが自分のやり方でコミットできるんです。
例えば、知見を共有したい人は存分に話せるし、
じっくり人の話を聞きたい人はそれでいい。
食事の時間を大切にしたい人は、その場で交流を深められる。
疲れたら自室で休むことだってできる。

面白いのは、誰も『これをやらなきゃ』って感じないこと。
でも、気づいたら自然と場に参加してる。
それなのに、というか、だからこそ、すごく充実した気持ちになれるんです。

普段のカンファレンスだと『もっと積極的に交流しなきゃ』とか
『このセッションは絶対参加すべきだ』みたいな
プレッシャーを感じることもありますよね。
でも、ここではそういう『べき』から解放されている。

その状態で、みんながそれぞれの形で場に関わっていく。
これって、すごく贅沢な体験だと思いませんか?」

このように、プレッシャーからの解放と、それでも生まれる充実感という対比を使うことで、この体験の特別さが伝わりやすくなるかもしれません。いかがでしょうか?

Claude 3.5 Sonnet

では、このイベントに会社として参加する場合に、どのように決裁権をもつ上司に説明するか
考えてみてください

以下のように、ビジネス価値と具体的な効果を中心に説明することを提案します:

「スクラムフェス ニセコは、通常の研修やカンファレンスとは異なる価値を提供します:

1. 学びの質と深さ
- 講演だけでなく、実践者との深い対話の機会
- 複数の企業の知見や実践例への直接的なアクセス
- OSTを通じた問題解決や知見の共有

2. チーム開発力の向上
- スクラム実践における具体的な課題の解決方法の習得
- 他社の成功事例・失敗事例からの学び
- 現場での実践に活かせるノウハウの獲得

3. 人的ネットワークの構築
- スクラム実践者とのコネクション形成
- 継続的な情報交換が可能な関係性の構築
- 業界の最新トレンドへのアクセス

4. 費用対効果
- 宿泊費を含めても、複数の研修に参加するよりも効率的
- 短期間で濃密な学びと人脈形成が可能
- 実践に直結する知見の獲得

5. チームへの還元
- 得られた知見の社内共有
- 新しいプラクティスの導入検討
- チーム改善のための具体的なアイデア

このイベントの特徴は、強制的なプログラムではなく、参加者の自主性を重視した構成にあります。そのため、参加者は必要な知見を効率的に得ることができ、実践に活かせる学びを得やすい環境となっています。」

これに加えて、もし可能であれば、過去の参加者からの具体的な成果事例や、参加後のチーム改善例なども共有できると、より説得力が増すと思います。

Claude 3.5 Sonnet

難しいのは「このイベントで何を学べるか」は事前に説明しづらいことです
会社の経費で参加することを考えると、決裁権者に説明がしづらい

その通りですね。「事前に具体的な学びを約束できない」というのは、特に経費申請において大きな課題です。

以下のように、より現実的なアプローチを考えてみましょう:

1. 組織が理解しやすい価値の提示
- 「スクラム実践企業の生の事例に触れられる」
- 「様々な企業のスクラムマスターと深い対話ができる」
- 「自社の課題に関して、他社の知見を得られる」

2. 形式面での説明
- 基調講演2本(テーマと講演者の実績を具体的に)
- OSTでの分科会(テーマ例:スクラムの改善事例、チーム開発の工夫など)
- 実践者との対話機会(参加企業の規模や業種にも言及)

3. 過去の参加者の声を引用(もし入手可能なら)
- 「具体的にどんな気づきがあったか」
- 「どのように実践に活かせたか」
- 「なぜ継続的に参加しているのか」

4. リスクの最小化
- 学んだことの社内共有を確約
- 具体的な報告形式の提案
- チーム改善への活用プランの提示

また、以下のような表現も検討できます:
「通常の研修と異なり、現場で実際に起きている課題や解決策について、複数の企業の実践者と深く議論できます。座学では得られない、実践的な知見を得られる機会です。」

決裁権者の関心事(ROIや具体的な成果)に応えつつ、このイベントならではの価値を伝える工夫が必要ですね。

これらを踏まえて、どのような説明方法が最も効果的だと思われますか?

Claude 3.5 Sonnet

まとめ

Claudeにまとめてもらった。

スクラムフェス ニセコ2024での体験と価値の要約:

1. イベントの特徴的な形式
- 講演2本+OST中心の構成
- 宿泊リトリート形式
- 過剰なファシリテーションを避けた運営

2. 生まれていた価値
- そこにいるだけで心地よい空間
- 参加者の自然な交流
- スタッフの適度な距離感
- 食事など生活を共にする時間の共有

3. コミットメントの特徴
- 運営者、参加者、講演者すべてがコミット
- 運営者の参加者への信頼
- 過剰なコントロールの排除

4. 多様な参加形態の許容
- 他者の話を聞く
- 食事を共にする
- 知見を共有する
- 疲れたら休む
- すべてが自然な形でのコミット

5. 現実的な課題
- 事前に具体的な学びを説明しづらい
- 会社の経費申請における説明の難しさ
- 決裁権者への価値説明の課題

6. 得られた示唆
- 信頼に基づく場づくりの重要性
- 強制ではない自発的な参加の価値
- スクラムの価値観との一貫性

この体験は、スクラムが目指す「自己組織化」や「相互信頼」の理想的な形の一つを体現していたと言えます。

Claude 3.5 Sonnet

Claudeのまとめを眺めると、自分にとっては4が大きい。ただそこにいるだけでも肯定されていると思えたし、疲れたらいつでも部屋で休めば良いと思える。場は余白が多く設計され、各参加者が無理のない方法や大きさでコミットして埋める

あと、スクラムフェス札幌の運営をした経験から、スタッフに余力があり楽しめていそうなのが良かった。やりたいことを詰め込んだ札幌は達成感はあったけど、イベント当日は仕事に忙殺された。それに対してニセコでは余裕が感じられた。それでも忙しかったとは思うけど‥


最後に、運営のみなさま、参加されたみなさま、ありがとうございました!おかげで、とても楽しく有意義な2日間を過ごすことができました!


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