『PDCA』が身につく年齢とは?
仕事の場面でよく使われるPDCAサイクル。
仕事で成果が出ないとき、うまくいっていないとき、よく上司から
PDCAを回せ
改善サイクルを回せ
と言われますよね。
さすがに大丈夫かと思いますが、そもそもPDCAというのは、
Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)
の頭文字をとったもので、計画してやったことをしっかりと振り返ってよりよい状態にするために改善を重ねていく作業の事です。
そしてそれは、人間は何歳からそれをできるようになるのか・・
というのが、今回のテーマです。
※あくまで持論なので研究データなどはないです(笑)
早速答えを発表しますが、
答えは0歳です。
そう考える背景を説明していきますが、
0歳児って10か月とか1歳に近づいてくると立とうとすることがありますよね。
はじめは地面に手をついて立とうとするが、立ったと思ったらすぐに転ぶので、机や柱、壁に手をついたりなど支えを使って立つ・・。
そして支えがある状態で立てそうって思うと、その支えをなくしてトライしてみる。
まさに、
立とうとする(P:計画)
地面に手をついて立ってみる・・が、転ぶ(D:実行)
自力だけでは無理だと思う(C:評価)
壁や柱など、支えを使って再度トライする(A:改善)
をやろうとしているのだと思います。
また、0歳児ではないですが、私は5歳ぐらいの時に、ゲームボーイでポケモンのピカチュウ版にはまっていた時期があります。
※これ以降はポケモンをやったことがないとイメージがわきにくいですが(笑)
序盤でオーキド博士からピカチュウをもらい、後ろからよちよちとついてくるわけです。
そして、はじめのジムリーダー(敵:タケシ)を目指し、ピカチュウのレベルを上げてジムリーダーに挑みます。(P:計画)
けど、『でんきショック』は効果がないし、『でんこうせっか』を覚えても効果はいまひとつなので全然勝てません。(D:実行)
そして、攻略本などを見て、タイプ相性が悪いことがわかり、また、はじめのジムリーダーと『かくとうタイプ』の技の相性がいいことがわかります。(C:評価)
そして、ニドランを捕まえて『にどげり』を覚えるぐらいに育成し、再度ジムリーダーに挑むとサクッと勝てました。(A:改善)
という風に、別に教わったわけでもないのに、いわゆるPDCAサイクルというものと近しいものをやっているわけです。
そう考えると、大人である今、ほとんどの人が身に着けているはずなのに、「PDCAを回せ」などの指摘をされてしまうのか・・、PDCAサイクルができていない・・などと思ってしまうのか。
それは、シンプルに”目的意識の低さ”に原因があると私は考えています。
そもそも改善サイクル(PDCAやPDSなど)なんて、何かの目的を達成するために、より良い方法を探すまたは効率をよくするための手段でしかないわけです。
そしてそこには何か目的があるはずです。
子どものころは手段などにはとらわれず、何か目的を達成したいと純粋に強く思い、それを達成させるために、自然と改善サイクルを回しているわけです。
人間、基本的にそんなもんだと思っています。
そして何が言いたいのかというと、
「改善サイクルを回せ」などと言われますが、そもそも手段ばっかりに目を向けるのではなく、一度しっかりとその”目的”を確認しすり合わせ、その目的を達成しようと強く思ってください。
いわゆる、強い目的思考を持つということです。
そうすることで、何も言われなくても、苦じゃない状態で自然と改善サイクルを回している自分に気づくはずです。
なので、「PDCAを回すなんてどうしたら・・・」などとお悩みの方がもしいたら、そもそも目的ってなんだっけ?と一度立ち返ってみると何かが見えてくるかもしれませんよ。
今日は以上です。
最後に
ひとりごと
小さい子って、気づいたら立っているし、どんなスピードで言語覚えてんねんってぐらい気づいたらしゃべってますし、人間のポテンシャルってすごいですよね。
私の投稿テーマ
『"とらえ方"で人を進化させる』をテーマに記事を書いています。
人間関係、仕事・・・日々のストレスはもしかしたら“とらえ方”を変えることで軽減されるかもしれません。
ここでは、何かの本等の情報の横流しではなく、経験から得た持論を展開していきます。
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自己紹介
大阪府立天王寺高校を卒業後、独立リーグに進みプロ野球選手に。
その後、約50名のベンチャー企業→リクルートキャリア→エス・エム・エス→Speeeと社会人としては現時点で4社目。
携わった仕事は、SV、営業、マネジメント、M&Aアドバイザー、人材育成、組織改革、新規事業開発など。
今後は”イキイキと生きる人を増やす”ことを軸に何かしようと考え中です。