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平衡感覚を失うカレンダーデザイン

こんにちは。お久しぶりです。
いつの間にか2023年も残すところあと2週間ほどになりました。
さぁ、今年も完成しました
弊社オリジナルの「卓上カレンダー」。
今回はこちらのご紹介です。

配布数はごく少量ですが、お配りしたお客様には毎年好評いただいています。
私も毎年完成を楽しみにしています。

ちなみに2023年のカレンダーはこんな感じでした。


1.2024のテーマ

初心にもどりつつも斬新さを

昨年は結構攻めたデザインだったので、今回は初心に戻り、
「どこでも誰もが使いやすい、見やすいカレンダー」を意識することに。

その他、制作のルールはいつもと同じ。 

  • はがきサイズ(100*148ミリ) ヨコ型であること

  • 片面カラー印刷 以内のコストに抑えること

  • 紙は指定(ハイマッキンレーマットポスト)

  • 書き込みスペースを設けること

  • 次月のカレンダーを入れること

2.デザインのポイント

誰もが見やすい、どこでも使いやすいというのはとても大衆的で、
ともすればありきたりなデザインになってしまいがちです。
そんな中、デザイナーがどんな工夫を取り入れるのか
とても楽しみにしていました。

できあがったカレンダーがこちら。

A Calender of 2024

日付を区切る線にご注目。

あわわわ。
一見普通かと思いきや、斜めになっているではありませんか!
どれが水平、垂直なのかな?と探しているうちに
なんだか目が回ってきてしまいました・・・(ピヨピヨ)

デザイナーいわく、全体的に昨年はミニマルでカチッとしたものだったので
今回は真逆の方向に振ってみたそうです。

日によって書き込みスペースは若干違いますが
書きにくいということがないように
考えられた角度になっています。

予定の書き込みもできます!

そして月ごとに全部角度が違っているのです!
「適当なように見せて実は・・・」
なんと細かい!
角度を考えるのはとても大変だったと思うのですが、
そう感じさせないところがクールでかっこいいですね。

白ベースなのでどこに置いても違和感なく馴染みます。
オフィスでもおうちでも使えて、おしゃれな空間を邪魔することもありません。

線を構成する2色のパステルカラーからは季節を感じられるようにもなっています。

7月の輝く太陽と海のイメージが伝わってきます

書体

 コロッとしたかわいらしいフォントです。
 0以外は精円をベースにしているのかな・・・
 細い線でも見やすいですね。

3.まとめ

いかでしたか?
デザイナーから話を聞いていると
モノのデザインは色々な意図や思考の上に完成されているんだなぁ
としみじみ感じます。

今回からは今月(前年12月)のカードも入っていますので
お渡ししたその日から使えるのもいいですね♪

新しいカレンダーを飾ると
師走の忙しさも忘れ、気持ちがしゃきっとしますね。

2024年はどんな年になるのか、楽しみです。


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