「話の合う同僚との仕事帰りの居酒屋トーク」が、私の対話の原点だった。
またまた思考垂れ流しnoteを書きます。中野あすかです。
ここ最近、自分の対話が”いわゆる”のコーチングやコンサルという概念からどんどん離れていきます。いや、もともと枠にはめてる気もなかったのだけれど、もっと最適な例えを見つけてしまったのです。
そう、「話の合う同僚との仕事帰りの居酒屋トーク」的なもの、な気がします。
あの時間がコーチングの役割を果たしてくれていたのかな
私、結構お酒の席が好きなんです。ただし、会社のいわゆる親睦会はダメでした。私がいっちばん好きな「お酒の席」は、話の合う同僚とふたり(か3人)で「今日帰り飲んでいきません?」から始まるしっぽりな会、というシチュエーションです。
話の合う同僚とは、だいたい仕事の話をしちゃうんですよね。まあ、「だから」、話も合うし、気が合うんです。会社員時代はそれなりに熱をもって仕事をやってきたので、自分の中で仕事への哲学がありました。そして、その同僚と哲学を語り合うのが好きでした。
「もっとこうゆうことしたいよね」「本当はこうゆうとこが大事よね」「今やってることって本当に核なのかね?」そんな会話ばっかりしてました。
この、話の合う同僚との仕事帰りの居酒屋トークは、私にとって本当に本当に大切な時間だったんです。
発した言葉から自分の思考を整理できるし、周りには他の同僚も先輩も後輩も上司もいないから、多少アツくなっても恥ずかしくない。
「本当は、こう思ってる」を話せる唯一の場だったのだと思います。
当時はコーチングの存在を知らなかったけれど、今振り返ればあの時間がコーチングの役割を果たしてくれていたのかもしれません。今の私にとってのコーチングは、「本当はこう思ってる」を話せる場、だから。うん、ほぼ一緒だな。笑
やっぱり自分の価値観に近い人と話したい
振り返ってみれば、私が会社員時代にメンタルを崩しがちになったのは、「本当はこう思ってる」を話せる場が消失してしまったからだったような気がします。
話の合う同僚の異動や退職。フルリモートの会社への転職後の孤立。コロナ禍での行動自粛。さまざまな要因が重なって、「今日帰り飲んでいきません?」が、どんどん出来なくなりました。
周りに信頼している人がいない、ということではないのです。旦那(当時は彼氏)もいました。大切な友達もいました。
だけど、私が本当に欲していたのはのは「自分と同じフィールドの中にいる、同じレイヤーで話せる人」との時間だったんですよね。
繊細なニュアンスを細かく説明しなくても汲み取ってくれる人。「あ~それ、分かるかもなぁ」の感覚が限りなく近い人。
仕事とかビジネスの話って、やっぱり自分の価値観に近い人としたいじゃないですか。しんどかった時は、それができてなかったなぁと思います。
周りにいる大好きな家族や友人たちと、気の合う同僚。それぞれで同じテンションで同じ話が出来るか?と聞かれると、やっぱそうじゃないですよね。
私の中では、話の内容で人は選ぶものと思っています。というか、選んでいいものだと思っています。
旦那さんのことはめちゃくちゃ大好きだし普段めちゃくちゃお喋りしますが、お互いのビジネスには絶対干渉しません。だって、ビジネスの話が絶望的に合わないから・・!笑(何度も後悔したことアリ)
「この人と長く深く関わる権利」
フリーランスになると(なろうすると)、圧倒的に「話の合う人」は見つけにくくなると思います。かなしきかな、オフィス通勤の会社員時代の方が深く話が合う人って見つけやすかったなと思います。
というか。いや、まず、周りにフリーランスがいないですよね・・・。
私の場合は知り合いにフリーランスはいたことはいたのですが、みんな法人向けのコンサルや業務委託をやっている人たちだったので、いわゆる「同じフィールド」ではありませんでした。みんなからは「個人向けでやんの!?大変だねェ~」としか言われませんでした。
だから、私はインターネットで探すしかなかったのです。わ、私と話の合う人おらんかね・・・?と。
・対話を仕事にしている、同じフィールドにいる人。
・そして、自分と同じ熱量で話が出来る人。(ここ大事)
そうして、noteからそんな人を見つけました。
Twitterで同業のフリーランス仲間をつくって相談することはできたかもしれないですが、これもまた微妙なところで、決して「お仲間」を作りたいわけじゃなかったんです。(伝わるかな・・・伝われ・・・)
適当にフリーランス同士で「お仲間」をつくって、Zoomであつまろ~♡交流会しよ~♡って、ランチ会をやってその流れでお金をかけずに相談することもできたでしょう。いや、でもそうじゃないんだよな・・・と思ってました。なんか・・違うんよ。それは。
だから私は、お金を払って、本当に話の合う・気の合うコーチと話せる時間を買いました。「そのコーチと長く深く関わる権利」を買ったのです。
ちなみにお金を出したことによって(クライアントになることによって)、うわ!こんなに私ばっかり話しちゃってすみません・・、とはなりませんでしたし、こんな暗い話を聞いてもらっちゃってすみません・・ともなりませんでした。
俺の話を聞いてくれェ・・!が堂々とできるのです。すごいです。これってやっぱり経験しなくちゃ分からないことだと思ってます。
お互いの哲学を語る場として
自分自身がクライアント経験をして、そして、自分自身がコーチとして活動する中で気づいたのは、私がやりたいのはやっぱり「関わり」を届ける行為だということ。
じゃあ私にとって、「関わり」って何なのか。
それがきっと、話の合う同僚との仕事帰りの居酒屋トークに近いもの、なのです。
私の対話の原点は、間違いなくココ。セッションでは、クライアントさんとふたりで思考とか思想とか哲学を語り合いたいのです。その中で、時に壁打ち相手となり、時によきアドバイザーとなりたいのです。
「中野あすかとの関わり」を求めてくれる人は多分、いわゆるコーチング、いわゆるコンサル、にはもう興味がないはず。だって、自分を発信してきたから。私が届けてるのは、自分だから。
私は万人受けする性格じゃないし、このnoteも万人受けする文章じゃないと思います。正直にお伝えするけど、コーチングの”技術”にもそんなに自信はないです。もっとスゴい人、いっくらでもいます。だけど、たった一人のあなたが私と「関わりたい」と思ってくれたら、それでいいんです。
こうやって自分の気持ちに素直に活動してきても、私を選んでくれた人たちがいます。私を指名してくれた人たちがいます。本当にすごいよね。
よし、この方向でズンズン進んでいきたい。間違ってない。私の原点は、居酒屋トークからなのだ。
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