『独立準備中』を卒業します。
中野あすかです。
本日をもちまして、『独立準備中』を卒業します。
いえ、卒業するために、この記事を書きます。
この記事は、自分自身と、何かを新しいことを始めようとしてもふんぎりをつけられないでいる、本当は最高にやさしくて賢くて、絶対にイイ奴、な大人たち全員に贈ります。
残された道がフリーランスしかなかった
私は現在28歳なのですが、これまでに5社での会社員生活を経験しました。そう、俗にいう”仕事が続かない”タイプの人間でした。
ただ、厄介だったことに、仕事は出来るし、好きだし、楽しかったのです。新規部署を立ち上げたり、新規ビジネスを立ち上げたり、文字通りの「心震わす仕事」にたくさん出会ってきて、これが天職なのかもしれないと思う仕事もありました。
でも、どの仕事・どの職場でも、関わる人との関係を上手く構築するのが出来なくて、結局、自分から折れてきました。
逃げてきた、というには辛すぎる。いつも、一生懸命なあまりに、ぶつかり、傷つき、傷つけてきた。こんな思いをするなら、させるなら、「私から消えてしまえばいい」とずっと思っていました。
我慢ができない子だと人は言うと思います。友達に転職の話をするたびに、「また辞めたの?!話を聞くたびに転職してるよね?」と言われ、また傷つく。私だって辞めたくて辞めてるんじゃない。
でもね、幼少期から、ずっと我慢・我慢・我慢の連続だったのです。大人になって、親や先生から解放されても、我慢しなくちゃいけない。耐えなきゃいけない。
私たちはいつから、我慢から解放されるのでしょうか?
私には結婚を決めたパートナーがいるので、専業主婦という選択肢もなくはありませんでした。このご時世、ありがたいことに、彼はいっぱい稼いでくれています。今の家より少し郊外に引っ越せば、それなりにつつましいながらも生活はできそうです。
でも、彼は私のことをまだ見捨てていなかった。「働いてほしい」と、伝えられました。
彼は、私が楽しそうに働いている姿もたくさん見ていてくれたのです。そして、彼自身も「はたらくこと」の美しさを一番知っていました。
これ以上傷つきたくない。でも、まだ、心のどこかで働きたい気持ちが残ってる。
私に残された道は、付き合う人を自由に決められる「フリーランス」しかなかったのです。
金なし・実績なし・有名企業にいたことなし
私は2020年11月に離職し、ほどなく無職になりました。
そもそもフリーランスとして働くのを決めたのは、最後の会社の離職を決めたときのこと。しかし、金なし・実績なし・有名企業にいたことなし☆な私は、「何でもできるけど、何にもできない人」でした。
天職だと思った商品企画・事業開発の仕事を辞めることを決めた私は、当時大絶望していて、フリーランスとして働くということ以外、何がやりたいとか、正直あまりちゃんと考えることができませんでした。
そして、自分に自信がなかったから、やっぱりどうしても「手に職」に頼りたくなりました。
商品企画の仕事をしているときに、UI(ユーザーインターフェース:WEBサービスの画面デザインや使い勝手の設計のこと)に興味を持ったこともあり、UIデザイナーの勉強をするのもいいな、なんて一瞬思いましたが、すぐに「昔からデザインをやっている人に勝てっこないや」と思ってしまい、諦めました。
そもそも勝つ気もなかったんだと思います。私は、アラサーで、今さら”未経験”の土俵に立ちたくなかった。仕事が”取れる”気が全くしなかったのです。その時の私には、1ミリも勝算がなかった。
そんな時、友達のお母さんが取ったという、キャリアコンサルタントという資格を知ります。当時の私は、「人事の仕事は4年もやって長かったし、きっと親和性高い。キャリコンは国家資格だし、人事経験と資格さえあれば人生なんとかなるだろう。」と考え、即申し込みました。
(養成講座が終わった今、振り返ると、結局キャリコンだってほとんどの内容が「未経験」でした。笑 人事の経験が活きたのは学科試験の1割くらいです。)
とにかく、資格にすがりたかった。
資格さえ取れればなんとかなる。資格さえ取ったらやり直せる、とずっと思っていました。
しかし、そう思い、キャリアコンサルタントを目指し始めた早々、幾多もの「壁」にぶつかります。
その道は、業務委託や企業コンサルでは叶わない
フリーランスには、2つの働き方があると思います。
①企業に自分のサービス・商品を使って(買って)もらうこと
②個人に自分のサービス・商品を使って(買って)もらうこと
おそらく、フリーランスで「食べていけている人」に多いのは、企業に自分のサービスを売る・使ってもらう側でしょう。そして、私もフリーランス起業した方は、対企業ビジネスの方が生き残っている人がいる印象を持っていました。
私は、経験した5社中、3社IT系のスタートアップにいたこともあり、その形態上、フリーランスやパラレルワーカーとして働く業務委託やコンサルの方と接する機会が多くありました。
業務委託やコンサルの方は「その道」を究めている方が多く、マーケティング、経営コンサル、組織系コンサル、法務や社労士、財務経理などの専門職、エンジニア、デザイナー。とにかく色んな畑の方がいらっしゃいました。1社だけとお付き合いしている人は少なく、基本的には数社請け持っている方が多かった印象です。
対企業ですと、それなりにフィーをいただくことが可能です。コンサル系職種なら、1社につき月20~30万なんて、案外ザラなのかもしれません。
私も、それは頭では分かっています。「正攻法」でそれなりにお金を稼ぐために独立するなら、対企業のビジネスなのかもしれません。私はキャリアコンサルタントを取得予定で、人事部門にも長くいたので、組織コンサルやセミナー講師業は、もしかすると「それなり」には出来てしまうかもしれません。もちろん、採用業務の業務委託の請負などもきっと可能だったでしょう。
ただ、付き合う人を自由に決められるということが、やっぱり一番大事で、一番外せませんでした。
そうじゃないと、また同じことが起こると思ったのです。また、人間関係で我慢する”機会”にエンカウントしてしまう。たしかに、付き合う企業は自分で選べるかもしれない。でも、付き合う企業が、どんな人を採用するかは、私には決められないのです。
複数社との契約さえできれば会社員時代よりそれなりに稼げるとは思うけど、それでも、やっぱり「大好きな誰か」とだけ付き合いたい。
そして、私が選んだのは、個人に自分のサービス・商品を使って(買って)もらうビジネスの道でした。
「個人向けビジネスは、食べていけない?」
キャリアコンサルタントとして、対人支援領域で、かつ個人向けで働くために、私はまず、相場を調べました。
キャリアコンサルティングの場合、キャリアに関する相談を受けていく訳なのですが、個人向けセッション1時間の単価は1万程度。いえ、1万円でも、「取れている」方だと思います。一方で、5,000円以下でセッションをしている方もちらほら。もちろん、無料やワンコインで提供している人もたくさんいます。(そうゆう人は、きっと他の仕事をしているんだろうけど。)
それでも、会社員の時給換算からすると、一見なんだかおいしい仕事のように見えます。私は会社員時代もそこそこ?稼いでいたつもりですが、時給換算してみたら2,500円くらいでした。
しかし、よく考えてみれば当たり前なのですが1日8人のセッションをする訳ではありません。そんなん、死にます。死です。だって、本気で人の話を聞くって、それはもう、めちゃくちゃ体力が必要なのです。キャリコンではないですが、知り合いでライフコーチをやっている方が、1回のセッションで体重が1~2キロ落ちるとか言ってました。(あ、それはそれで嬉しいか…?笑)
私も、少し前に練習も兼ねて友達のキャリア相談に無料でのっていたのですが、「1日1回が限界だわコレ!あすかちゃん!」と私の無駄にぷよんぷよんとした身体が、私に訴えてきました。いや、そもそも働きたいは働きたいけど、無理して働きたくはない。やっぱり。
さてそうなると、業界の単価でサービスを提供する、1日1回のセッションしかやらない、とすると、週5やったとて1ヵ月20万しか稼げません。新卒の初任給です。いや、私の初任給は22万だったので、それ以下です。
しかも、セッション以外の時間も、クライアントとの連絡やSNSでの発信の時間もありますよね。セッションしてる時だけが、働いている時間ではないのです。
少し前の記事、『せっかく独立するのに「まずは食べられるくらい」で、本当にいいの?』にも書きましたが、私は、独立を決めたことを父親に話したときに、「独立するんなら会社員の時よりも稼がないと、面白くないんじゃないの」と言われました。
本当にその通りです。色んな意味で”面白く”ありません。好きに生きるって、こんなに代償があるの?と思いました。
とっても、テンションが下がりました。だって、その20万を稼ぐにも、1ヵ月で20人集客しないといけない訳です。20人です。20人×12ヵ月だと、240人。そのうち2割の人が数回セッションを続けて受けてくれたとしても、甘く見積もって200人弱は1年間に集客しないといけません。
だから個人向けビジネスだけで生活できている人がなかなか見当たらないのか。と思いました。活躍してる人は、大体講師業や、執筆活動、企業コンサルとの兼業、もしくは別の本業がある方ばかりでした。
仕事でも好きな人と付き合いたいと思ってフリーランスになるのに、200人もクライアントを集めなきゃいけないとなると、それはきっと叶いません。
でも、それでも、私は「対話支援」でのビジネスを諦めたくありませんでした。だって、対話支援は、私自身がずっとずっと欲していたものだったのです。
「こんな仕事アルバイトでもできますよね」と同僚に言われたとき。上司に会議で公開処刑されて顔が土色になったとき。転職を繰り返して自暴自棄になったとき。役員に詰められて悔しくて言葉も出なかったとき。「あすかちゃんにしかできない仕事なんて、ないよ」と言われたとき。一人でビジネスを始めたくても、誰にも頼れないで困ってるとき。
本当につらかったのです。でも、誰に頼れば、誰に話せばいいのか全く分からなかったのです。たとえ相談ができても、相談する相手を間違って、もっと傷口が広がったこともありました。
キャリアコンサルタントの養成講座で、心理学やカウンセリングの勉強をすればするほど、早く”対話”と出会いたかったと、腹の底から思ったのです。でも、会社員時代は、プロにお金を払って相談するということを知らなかった。まったく知りえなかったのです。
たしかに、「相談」自体は、友達・家族・恋人・職場の人にできるでしょう。しかし、自分のことだけを、誰にも邪魔されずに話せる時間って、意外と意図して作り出すのは難しいのです。
友達や家族に話したとして、「私もさ~こんなことあって。」「分かる!それ私も!」と、話が、”わたしのこと”じゃなくていつからか、”わたしたちのこと”になってしまう。いつからか、するっと話題を相手に取られていることもある。スッキリしたとしても、結局、家に帰っても課題は変わらないままだったりします。(私がそうだった。)
「自分のことだけを、誰にも邪魔されずに話せる時間」が、人間には本当は必要なのです。本当に、尊い時間なのです。これは、ちゃんとしたビジネスになる、と私は信じていました。でも、どうしてもやり方が分からなかった。
クライアントが数人でも、豊かに暮らしている人たち
そんなとき、フリーランスのライフコーチで、クライアントを数人しか抱えていないにも関わらず、経済的にも、時間的にも豊かに生活をしている2人のコーチのtwitterアカウントに偶然出会いました。
不思議なことに、そのコーチたちのtwitterやnoteには、「クライアント募集してます」「体験セッションやってます」「セッションはこちらからお申し込みください」という、申し込み窓口がなかったのです。
それまで、私がフォローしていた対人支援者の人たちには、必ずと言っていいほど申し込みサイトやgoogleフォームへのリンクが貼ってあったのです。一体この人たちはどうやってクライアントを集めているんだ?どうやって稼いでいるんだ?と思い、2人の発信を追いかけ始めました。
2人のコーチの発信を追いかけても、やっぱりいつまでたっても料金が分からなかった。申し込み窓口もなかった。でも、2人がずっと伝えていることは、自分たちが「高単価×長期」でセッションを売っていることでした。
私は衝撃を受けました。対話支援のセッションというものは、1回○○○○円、という方法でしか売れないとばかり思っていました。
でも、確かに私だって薄々気が付いてはいたのです。友達のキャリア相談を無料で受けたとき、1回のセッションなんかじゃ簡単に悩みは解決しないということ。1時間なんてなおさら無理なこと。そのクライアントの悩みの根っこまで関わるのならば、1ヵ月でも短いくらいだということ。そもそも、自分自身が、やっと自分のことを許せて、過去の自分と握手をし始められるようになるのに、半年以上かかった。
じゃあ、長期のパッケージで売るということまでは分かった。次は、自分のセッションを「高単価で売る」にはどうしたらいいのかが分からない。
企業へのコンサルなら月2,30万で売れるのは分かる。でもそれは企業だからだ。個人向けはどうなのか。高単価。じゃあ、仮に1ヵ月10万だとして、半年で60万。そんなに払ってくれる人なんて、いるのか?いや、1ヵ月5万だとしても、半年で30万だ。そんな金額を払ってくれる人はいるんだろうか。
でも、2人のコーチの考えは、シンプルでした。
それは、「コーチング(セッション)を商品にするのではなく、自分自身を商品にする」ということ。
「自分」の力を借りて幸せになりたい人に、自分の時間を売るということ。
「1時間1万円のセッション」を受けにくるクライアントではなく、私の力を借りて幸せになりたい人にしか、売らない。ということ。
私には対話支援の経験はまだほとんどない。対話セッション自体は、キャリコンの資格を取らなくても始められるけど、資格もない。有名企業にいたこともない。派手な成果をあげたこともない。ほんのちょっとだけ、ほんのちょっとだけ華やかな仕事をしたことのあるくらいの、ただのOLだった。私にでも、それはできるのか。私なんかでも、大丈夫なのか?
やっぱり、まだ勇気が出ませんでした。それでも、やっぱり高単価で売りたかったのです。だって、やっぱりお金稼ぎたい。全身脱毛だってパーソナルジムにだって通いたい。家だっていつか好きなところに買いたい。何よりも、会社員の頃のように、付き合う人を好きに選べない生活はもうしたくなかった。しかし、私にできるか、まだ確信が持てなかった。
結局、2人のコーチの発信をずっと見るだけでは、私一人で実行できる気がしなかったのです。ついに、ついに堪えて、私自身が、都心の築浅1LDKマンション家賃4ヵ月分の高単価セッションを買って、「お金を払って、人に頼る」ということを選択したのです。
高単価で売りたいなら、自分も体験してみるしかない
高単価なサービス(セッション)を買ったことで気づいたことが3つあります。
①「高単価で売る」という行為は、自分自身が高単価で買う体験をしないことには、その良さも、クライアントの意思決定の大変さも分からなかったこと。
自分が高単価でセッションを買ったことがないのに、どうやってその良さ・必要性を伝えられるのかなんて分かりませんでした。例えば、1着15万のハイブランドのTシャツを作るデザイナーが、自分はしまむらのTシャツしか着ないなんて、きっとありえません。「高いもの」を売るなら、それなりに自分だって「高いものを買った」という経験をしなければ、高揚感も、購入の意思決定の大変さもきっと分からなかったと思います。
②コーチに金額を払ったというよりは、「自分の変化」に対してうん十万という金額を賭けた、という気持ちが強いこと。
たしかにコーチにお金はお支払いしました。でも、なにより、自分が変わること、そして、フリーランスとしてお財布も心も豊かに生活していけるようになるために、「自分に」お金を賭けたようなものです。ギャンブルです。でも、パチンコや競馬と違って、自分次第でいくらでも回収できる。いくらにでも増やすことができる。結局、生かすも殺すも自分次第なのです。
③高単価だからこそ、支援者もクライアントも、本気でクライアントに向き合えるということ。
私は、今までいくつかいわゆる「単発セッション」や「体験セッション」と呼ばれるキャリア相談を、クライアントとしていくつか受けたことがあります。しかし、やはりそれらの支援と比べると、高単価・長期のセッションは、支援者側もクライアントも本気になります。もちろん、単発セッションを提供してくれた人たちだって、本気で相談に乗ってくれていたと思います。でも、もっともっと、2人の間には、それを超えうるエネルギーがあるのです。特に、私なんて独立・起業を目指すクライアントなのです。支援者にも、クライアントにも、プレッシャーが相当あると思います。だからこそ、絶対に変わらなきゃいけない。絶対に幸せにならなきゃいけないと思います。
まだ、コーチとのセッションは、始まってから1ヵ月程度ではありますが、この短期間でここまで思えるのです。ものすごいエネルギーが、二人の中で流れているのです。エネルギーとか、スピリチュアルな感じがするかもしれないけど、うさんくさいかもしれないけど、エネルギーって言葉以外、良い表現が全然思いつかないので、エネルギーって言葉をやっぱり使うしかないのです。
すごい。対話って、ここまで力を持つんだ。と思いました。これは、安売りしていいはずがないと確信しました。
それでも、やっぱり商品を世に出すのが怖いのです
コーチングを受け始めてから、私はやりたいことがどんどん明確になっていきました。自分の思っていることを、コーチがどんどん引き出してくれて、自分の中のアイディアを出していくことを、会社員時代のように怖がることなくできるようになりました。
何をやりたいのか、いくらで売りたいのか、どんな人に売りたいのか・・・どんどん材料が揃いはじめ、自分のことについての発信(note、stand.fmでの音声配信)もやっと始めました。
提供するパッケージの細かい部分の内容もおおかた決め、あとは、売り始めるだけ。しかし、自分の商品を、商品棚に乗っけることが、怖いのです。
高単価パッケージを売ると決めて1ヵ月間、ずーっと、売り場に出す「準備」をしていました。バックヤードに戻り、値札や顧客ターゲットや商品の中身を確認して、商品を取っては戻し、取っては戻していました。
だから、今日までの発信で私はずっと「開業準備中なんです」「待っててください!絶対いい商品を作ります!」と、言い続けてきました。
でも、なかなか、「売り始めます」と言えなかった。
だってね、”売れないこと”を体験したくなかったんです。こんなにクソ高い商品ですよ。売れないのが一番、一番怖いんです。私なんて、まさかの、自分のコーチよりも高単価なセッションを売り出そうとしているのです。(そこはなぜできるんだ。)
さっきから気付いている人も多いと思います。いいですか、わたしは、”でも”、”だって”ばっかり言う人間なんです。仕方ないんです。「だって」、全部初めてなんだもん!
初めてのことは、いつだって誰だって、怖いじゃないですか。
しかも、「自分の時間」を売るのに、買ってもらえないなんて、見つけてもらえないなんて、そんなの寂しすぎる。
てな具合で、ここ最近、ずっと「売り場に出すこと」が怖くてしんどくて、やっぱりコーチに相談することにしました。ついでに、キャリコンの国家試験だっていよいよ近付いてきたのですが、最近、発信や読書ばっかりしてたからか、模試が不合格点で撃沈。これから、試験勉強だってもっとやらなきゃいけない状況になってしまいました。
自分の中で「やらなきゃ」なことが、いっぱいいっぱいになってしまったのです。
▼セッションの前にコーチに送ったLINE
この人、私が苦しいのを楽しんでやがる・・・!くぅ・・・!と思いました。笑
でも、下の文章が全部を表しているのです。私は、「今の苦しみも価値に変えていける人」。そっか。今私が苦しいなら、この苦しみを超えられたとき、とっとと誰かの希望にしてしまえ。と思ったのです。だから、今日、この記事を書き始めました。感じた苦しみの純度が下がらないうちに。
そして、そんな中やったセッションは、こんな感じでした。
あみさん「あすかさんが私を知ってから、セッションを買うまでどれくらいかかりました?」
私「多分2ヵ月間くらいだと思います。LINE公式アカウント登録してからも、連絡するのに1ヵ月弱かかりました」
あみさん「じゃあ、過去のあすかさんの状況に似た人をターゲットにするなら、あすかさんを知ってもらってから契約するまで2ヵ月はかかるわなあ」
私「えっ・・・・!あっ・・・・・。」
あみさん「ね。でもね、2ヵ月間、あすかさんがず~っと釣り竿を持ったままじゃなくていいんですよ。釣り竿は置いたままでいいんです。」
私「?どうゆうことですか?」
あみさん「noteの記事が釣り竿だとします。あすかさんは、ず~っと釣り竿を持ったまま海面を見てるんじゃなく、ピンピン!と反応がきたときにだけ、釣り竿を見に行けばいいんです。」
私「それって・・・もしかして・・・その間、近くにベンチでもおいて、試験勉強や他のこともできるってことですか・・・?」
あみさん「そうです!noteは、あすかさんが寝てるときだって、誰かに読んでもらえます。あすかさんが、一度、『売ってますよ』って内容を発信にして残しさえすれば、”過去の発信”というあすかさんのサービスの営業マンが、あすかさんの変わりに、ずっと勝手に営業してくれるんです。」
私「そっか・・・で、お問い合わせや反応をもらった時にだけ、私が出て行って、丁寧に答えればいいのか・・・」
衝撃でした。そりゃ、そうですよね。うん十万円のものを世に出す訳です。売り手も売れないことは怖いけど、買い手だって、買うと決めるまでに相当な覚悟がいるし、怖いし、意思決定にめっちゃ時間がかかります。
それを私が待てなくてどうするんだ。と。
でも、ず~っと釣り竿を持ちっぱなしで海を凝視してるのは辛い。ならば、いつでも見れるところにはいるけど、近くで別のことを進めておこうと思いました。
釣り糸は垂らさないと魚は釣れないし、商品を商品棚にのっけないと商品は買ってもらえない。辛いけど、めっちゃ辛いけど、これは、事実なのです。
だから、私は今日、2つの商品を商品棚にのっけることに決めました。
わたしが今日、世に出す「商品」たち
わたしが今日、世に出す大切な商品は、2つあります。これをもって、私は今日、やっと「独立準備中」を卒業します。
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1)対人支援者向け 商品設計コンサルティング
コーチ、キャリコン、カウンセラーなどの、対人支援者向けの商品やビジネスの設計のコンサルティングをします。個人向け、企業向け、本業、副業を問いません。あなたの「アイディア」を、一緒に高単価商品として世に出し、あなたのことが大好きな人に買ってもらえる仕組み・戦略を一緒に作っていきます。
私は、会社員時代に、企業向け商品、個人向け商品、個人事業主向け商品、すべての事業やマーケティングに触れてきました。そこで学んだことは、もちろん全部が全部、役には立つとは思いません。しかし、今私がここまで来れたのも、この商品を自信を持って買ってもらえると思うのも、間違いなくその経験があったからです。
このコンサルティングは、クライアントさん一人一人に個別で組み合わせる、オーダーメイドなワークを通じて商品設計をお手伝いしていくのですが、いわゆる戦略コンサルの方とは、全っ然やり方が違うと思います。
すっごい優秀な経営コンサルにだって、できないことを私がやります。
それは、あなたの心の動き・変化に寄り添い続けることです。私は、あなたの言う、「でも、だって」を理解できるコンサルでありたいのです。だって、私自身がそうなんだもの。ずっと苦しかったんだもの!!なので、ワークやコンサルの時間だけでなく、きちんと”対話”のセッションの時間を取ります。
この商品は、いち対人支援者だからこそ、そして、私だからこそ、提供できるパッケージだと思っています。
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2)キャリアライフコーチング
こちらは、対人支援の方に限定しないコーチングのパッケージです。
少しまで、↑の商品設計コンサルだけの展開にしようとしていたのですが、発信を続けているうちに、「それだけじゃ会えない、会いたい人がいる」と思いはじめ、昨日、急遽こちらのパッケージも作ることとしました!
この商品は、ライフコーチングではなく、あえて「キャリアライフコーチング」としました。仕事も、生活も、全部ひっくるめて、お話したいのです。私は、仕事と生活が円のように循環して、自分の人生が成り立ってきました。仕事だけじゃ成長できなかったし、生活だけじゃ物足りませんでした。
自分で自分の人生のハンドルを握りたい、副業を始めたい、今の仕事をもっと面白くしたい、他分野だけど独立準備中からずっと抜け出せなくて辛い、何か仕事を始めたいけどどうすればいいか迷っている、転職活動の相談に乗ってほしい、なんでもOKです。「あなただけのために、あなたのことだけを話せる時間」が、このセッションのテーマです。
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さあ、これで、やっと商品棚に商品を乗っけることができました。
この商品たちは、値段で買うか買わないかを決めてほしくないから、期間も値段もここには書きません。それに、生意気を言ってしまうと、私のセッションは時価総額になると思います。自分が、今決めた金額の価値以上にクライアントさんに価値を与えられる頃になったら、値上げをすると思います。
もし、もしも私のことを気になってくださった方がいたら、これから、私のこれまでの発信やこれからの発信を、たくさん見て・聞いてみてください。たくさんネトストしてください😘どきどきしながら、LINE公式アカウントも作りました。
そして、その上で、「ああ、もうこいつしか私のこと全部分かってくれる人いないだろう」とか、「まじで助けてほしい。あなたじゃないと無理だ」って思ったら、いつか、こっそり連絡をしてきてほしいのです。
このセッションが、売れるか売れないかはたしかに怖い。怖いけど、本当に私のことを必要としてくれる人だけに売りたいのです。だって、高いもん。あなたのお金を無駄にはできないのです。
読んでくれてありがとう。
この記事は、どんな人に読まれているのかな。気づいたら、この時点で11,000字を超えていました。こんなに長い文章を書いたのは、初めてです。
ここまで書くのに、すでに10時間くらいかけています。ああ、もう夜中の3時になっちゃった。でも、きっと読んでみたら、ものの数分で読めてしまう記事だろうなと思います。
この記事で、あなたには何が伝わったんだろう。
この記事は、どんな人に読まれるんだろう。
本当はとっとと幸せになってしまいたい人が、読んでくれてたら嬉しいな。
読んでくれてありがとうございました!
(2022/1/9 追記)
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