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上手くできない自分を許してみる。失敗には、後から価値をつけることが出来るから。

こんにちは。中野あすかです。


上手くできない・上手くいかない時の自分って、ついついうっかり嫌いになってしまいそうになりますよね。



私は、フリーランスとしてビジネスを始めてからこのツラさをひしひし感じる場面が特に多くて、

「なんで上手くできないんだろう…」
「なんで上手くいかないんだろう…」

と、ついつい自分を責めてしまうゾーンに走ってしまいます。




その度に、

はっ…!
また自分を責めて自分のことを嫌いになろうとしてるやん!

と、自分の頬っぺたをペチペチ叩いて正気に戻ったり。


ペチペチ叩く余裕すらないときは、「ああ~もうダメかも~話を聴いておくれよォ~」と、コーチという名のメンター的存在でいてくれる人にヘルプを出したりします。




それでね。
今日は、私が自分に向き合うようになってから少しずつ分かってきた、



・上手くできない(いかない)自分の許し方
・私たちが、上手くできない(いかない)ことを過度に恐れたり嫌がったりする理由


この2つを書きたいんです。



ついつい自分のことを必要以上に責めてしまったり、ついつい自分のことを必要以上に嫌いになってしまうあなたに、この記事が届きますように。





きっと、”なんとなく”上手くやってこれたから、なんだ。


私は、幼いころから運動以外の大抵のことは、”なんとなく”上手くできてしまう人間でした。


勉強も出来なくはないし、字も下手くそではないし、人前で話せるし、こうやって文章もある程度書ける。

何をやっても、総じて「コツをつかむのが上手いね」と言われてきました。



でも、だからこそ「上手くいかない」「上手くできない」ことへの拒否感や恐怖感を人の5倍くらい持ち合わせていて、失敗や挫折を出来るだけ避けるようにして生きてきたんです。



私がそんな「上手くやれない」ことへの拒否感と恐怖感を一番感じたのは、学生の時の就職活動でした。


2年生の後半ごろから、サークルの先輩がどこの企業に内定しただとか、この人は大手病にかかって就活苦労しただとか、どこの会社は倍率が高いからヤベェとか、そんなウワサが次第に流れてきます。


私は、「上手くやれない」への過度な恐怖から、大手企業や華やかな業界を目指すことを心の中で早々に諦めました。

失敗すること、落ちることが怖くて怖くてたまらず、就活が始まったころには、「私でも入れそうなところ」ばかりをエントリー。


そして当然、腹の内の志望理由が「私でも入れそうなところだから」のため、それはもうたくさんの企業からお祈りメールを頂戴いたしました。




私でも入れそうな企業に、私は入れなかった。


上手くやれないことを避けて、上手くいくはずの道を選んだのに。



この現実をつきつけられたとき、私はひどく落ち込んで、半年間寝込みました。毎日、1食(夕食)とヨーグルトしか食べなかったため、体重はマイナス10キロ。





”上手くやれてる状況”が人生においてほとんどを占めている人は、
上手くいかないことがトンデモねぇハプニングなので、感情の対処方法に困ってしまうんです。




失敗を恐れない人たちに比べ、”なんとなくうまくやってきた族”は、「上手くいかなかった」ということの経験回数があまりに少なすぎる。失敗や思うような結果が出ないことへの、耐性がないのです。


(大手企業や華やかなお仕事に就職した友達たちは、私なんかよりもたくさんの企業に応募して、たくさんお祈りされていました。)




だからきっとね、今自分が上手くやれてないことにベッコベコに凹んでしまっている人って、人生の多くの時間をなんとなく”上手く”過ごしてきたからこそ、吐きたくなるほどキツい思いをしているんじゃないかなーと思うんですよ。





失敗をしてしまうような自分に、OKを出せなかった


結局私は、4年生の11月に運よく親のコネコネで無名だけどホワイトな会社から内定をもらい、なんとか滑り込みセーフでみんなと同じタイミングで就職をすることができました。



さあ、しかし、そこで謙虚に一生懸命頑張れば良かったものの、またまた”なんとなく”出来てしまって。


なんとなくいつも同期や同僚より出来が良くて、”なんとなくデキる人”の扱い”をされてしまったのです。

もちろんちゃんと勉強とか努力もしてたけど、人と同じ量の努力をしても、得られるものが人の2倍な感覚がありました。



そこから何社か転職を重ねましたが、転職先でも”なんとなく”出来てしまうことが多くて。



そして、どんどん、仕事でも「失敗すること」が怖くなりました。


やっぱりね。



失敗をしないための努力や調整を、人の5倍していたと思います。根回し、リスクヘッジ、副案づくり、根拠の用意。達者に、色んな事を覚えました。




ちなみに、私の仕事は人の命に関わる仕事でもなく、ほとんどがリカバリーが効く仕事だったため、失敗は比較的許される環境。


失敗を過度に恐れたのは環境のせいではないんです。


大体のことを上手くやれてきてしまったからこそ、失敗をしてしまうような自分にOKを出せなかったのがすべてでした。




このストレスはお酒に逃がしたり、ライトな恋愛に逃がしたり。


遊んでいる時だけは、失敗のことを考えなくて良かった。心の自傷行為のひとつだったのかもしれません。



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上手くできない自分を許すには。


フリーランスになってからは、苦手としていた組織の人間関係からは解放されたものの、会社員の時以上にシビアな世界が待っていました。



フリーランスは、会社員の時のように働いた時間で掛け算してお金が入ってくるということはなく、お客様に商品を買ってもらいお金をいただいたときにはじめて自分のお財布にお金が入ってくるという仕組み。


こうやってnoteを書くのも、noteを1記事書けばチャリンとお金がもらえるからではなく、お客様に自分のことを知ってもらって、自分の提供しているもの(サービス)に興味をもってもらうため。この時間の時給は0円です。




まあ~、そんな簡単に、稼げる訳はないんですよね。



最初は稼ぐって大変なことだなぁ~!と呑気に構えていたものの、

だんだん、「なんでこんなに頑張ってるのに上手くいかないんだろう」とか「上手くいかないのは自分がダメだからだ」とか、簡単に心がグシャグシャになっていきました。




でもね、あることを続けたことで
少しずつ「上手くいかない自分」を許せるようになったんです。





それは、

上手くいかない自分を隠さずに、自分のことを発信していくこと

です。




この記事もその活動の一環。


ダメな自分や、失敗してしまったときの自分のこと、弱い自分のこと、プライドの高い自分のこと、組織が合わなくて泣きべそかき続けてたこと、失敗や上手くいかないことを人の5倍怖がっている自分のこと。


私の発信では、そんな私のすべてを自己開示しています。




こうやって自己開示をすることで、自分の知らない誰かに勇気を与えられるんです。




私も会社員の生活にモヤモヤしていて、
自分で仕事をつくる道を目指したいと思っているんです。
そんな時に中野さんの発信が目に留まりました。


僕もプライドが高くて辛かったんです。
中野さんのnote、共感しました。ぐっときました。


実はSNS苦手なんです、というラジオに対して)
私もSNSが苦手なんです。
でも、そうゆう考え方もあるんだ!と驚きました。



すべて、実際にフォロワーさんからいただいた声です。




もちろん、欲しいのは同情ではないので、伝え方には気をつけています。


しかし、私が前を向き続ける限り、私の失敗や絶望や挫折は誰かの価値になっていく。そう、十分に思えるほど、これまでにたくさんの反応や共感をいただいてきました。



こうなってくると、多少の失敗や上手くいかないことがあっても「よっしゃ、発信のネタにしたろ!」と思える癖がついてきて、少しずつ自分にOKを出せるようになってくるんですよね。


も~どうしてもダメ!とか、あ~これはヤバくなりそう・・・という時だけ、コーチやパートナーに頼って話を聞いてもらう。


そんな風に、自分をコントロールすることができています。



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誰かの価値にしてしまえば、それは巡り巡って自分の価値になる。



自分の失敗や上手くいかないことは、発信さえすれば、開示さえすれば、誰かの価値になります。


発信に共感してくれた誰かが自分に興味を持ってくれて、サービスや商品を買ってくれたのなら、それはもう巡り巡って自分の価値にもなっています。

ボロボロになってしまった心を、救うことができるんです。





私は、発信活動に随分と救われてきました。


発信活動をしてきたからこそ、私の過去のしんどかったことはたくさん昇華されてきたし、文章を書いている間は自分の心の中がスケルトンになって、自分の頭の中をよく知ることができました。


書くということ自体がセラピーになっている部分もあると思います。

書きながら頭の中では、「あ~、だから辛かったのか」「もしかしてこれって、○○なのかもしれないねぇ」というセリフが繰り広げられてます。



こんな営みが、誰かを勇気づけたり誰かの共感を生んだり、しかも最終的に自分のビジネスに役に立つなんていうことであれば、なんとコスパのいい話。だから私は発信をし続けているんだと思います。





ということで、是非、あなたにも自分のことを世の中に発信してみてほしいんです。


あなたの失敗や絶望・挫折、しんどかったこと、苦しんだこと。今まさに立ち向かっている壁、泣きたくなるような出来事。


すべて、あなたが前を向いてさえいれば、誰かの価値になる。ひいては、自分の価値になるから。




もしこの記事を読んで、何か1記事でも書いてみてくれたのならば、「このnoteを読んで書いてみたんです」と、教えてくださいね。

(➡公式LINE もしくは twitterから連絡、待ってます!)



noteを書いたことのない人は、まずアカウントをつくってみてエディタを立ち上げてみてほしい。何事も一歩目から、発信は一行目から、なんです。



凹んだことがあっても、「よっしゃ、発信のネタにしたろ!」と思えれば、あなたの人生は少しずつ好転していきます。少しずつ、失敗が怖くなくなります。



あなたの失敗が、価値あるものとして昇華されますように。


それでは~!




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《中野あすかとは》

「月曜日が辛くない生き方」を一緒につくる、28歳のキャリアコンサルタント・コーチ。
仕事が大好きすぎて頑張ってきたけど組織活動が苦手で社会不適合が大加速。大絶望の末に「対話」に出会い、裸足のままフリーランスになる。
「勇気づけの対話」を常に考えています。
文章を書くこと、本を読むこと、音楽を聴くことが好き。岡村靖幸ファン。
成功よりも幸せを優先できるようになった人🐧




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