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「重ね正月・一夜正月──忘れられたもうひとつの新年」
「重ね正月」や「一夜正月」という言葉を聞いたことがありますか? これは旧暦の大晦日や正月をもう一度祝う風習のこと。旧暦と新暦が入り混じる時代、二度目の正月を迎えることで一年の幸運を願う意味があったようです。
では、この風習はいつ頃まで続いていたのでしょうか。江戸時代には広く行われていたとされ、特に庶民の間では大切な節目の行事でした。しかし、明治時代の改暦によって次第に廃れ、現在ではほとんど見られなくなりました。それでも、一部の地域では旧正月を祝う形で残っているかもしれません。日本各地には、古くからの風習を守り続ける場所があり、そうした土地を訪ねるのも面白いですね。
さて、今日から2月。年が明けたと思ったら、あっという間にひと月が過ぎました。このまま油断していると、すぐに3月がやってきます。時間の流れは早いもの。日々の忙しさに追われる中でも、時には昔の風習に思いを馳せ、ゆっくりと季節の移り変わりを感じる時間を持ちたいですね。
今日は土曜日。少しのんびりとした朝を過ごしながら、昔の人々の生活に想いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
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