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Photo by
misakiki
ペリト・モレノ氷河
青く輝く
ペリト・モレノ氷河
Argentina
→氷河を見れるような旅をしたいものだな。
おはようございます。
昨夜の雨が嘘だったかのように
さわやかな空。
文化の日だが文化的なことはないけど。
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アルゼンチン最南端、青く輝くペリト・モレノ氷河に立ち尽くす私の目の前で、突如として轟音が鳴り響いた。数千年の時を刻んできた氷の壁が崩れ落ちる瞬間だった。
「マリア!こっちよ!」パートナーの叫び声が氷壁の向こうから聞こえる。私たちは氷河の内部に眠る古代文明の遺物を探していた。その時、予期せぬ崩落により離ればなれになってしまったのだ。
青く透き通る氷の迷路の中、私は必死に進む。呼吸が白い霧となって漂う。時折、氷の割れる音が不気味に響く。この美しくも危険な氷河の深部で、私たちは何を見つけることになるのか。そして、無事に地上へ戻れるのか。
私は懐中電灯を手に、さらに奥へと足を進めた。氷壁に反射する光が、まるで古代の神殿のように神秘的な空間を作り出していた。