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61歳パパの子育て。「パピーが大好きだよ!」

 おまえが笑ってる すべてが始まっている
 春の風が吹く青空の下 
 桜の道、舞い上がる道を おまえと歩いていく
 「桜の道、舞い上がる道を」
 エレファントカシマシ 作詞 宮本浩次

「桜の道、舞い上がる道を」エレファントカシマシ 作詞 宮本浩次

「パピーが大好きだよ。マミーも大好きだよ」

「マミー大好き!」は、いつも言っていたが、「パピー大好き!」は、息子から初めて言われた言葉か!?なんか単純に嬉しかった。

昨日は絶好の花見日和だったから、保育園に迎えに行った後、16:30から1時間、息子と近所の桜を見ながら手を繋いで散歩していた時に言われた言葉だ。

普段は「パパ」と呼ぶ。何かを頼む時は甘えて「パピー、アイスクリームのふた、開けて!ください!」なんて言う。妻は2年間「地球探検隊」スタッフだったこともあって、俺のことを今でも「隊長」という。だから、時々、ニヤニヤしながら息子も「隊長さぁ・・・」なんて呼ぶときもある。

よくよく考えてみたら、英語なら、Mammy(マミー)に対してはDaddy(ダディー)。
「あれ?パピーは子犬か? 笑 じゃーパピーもマミーも和製英語?」
検索して調べてみたら、「Papi」(パピー!)「Mamie」(マミー!)は、おじいちゃんとおばあちゃんを呼ぶフランス語らしい。
妻の美香は、「海外暮らしが長く、英語もフランス語も話せるから、ごちゃごちゃになったのかも」と思っていたら、キューバとプエルトリコを旅したアメリカ人の友達から「キューバでは父親のことをパピーって呼んでいたよ」ってメッセージをもらったみたい。美香は日本よりも海外の友達のほうが多いのだ。

俺にとって父親は反面教師だったから親父に「大好き」なんて言ったことなかったと思う。昭和の高度経済成長期、モーレツに働くことが生き甲斐なサラリーマンで、ほとんど家にいなかった。俺が小5の時600万円で買った一軒家は10年後に3,000万円で売れて、次に買った1,500万円のマンションは5年後には3,000万円で売れた時代。この15年でスッカリ借金王になった親父と喧嘩ばかりしていた。
俺が高1の時、「おふくろをいつまでも泣かせてるんじゃねぇ!」と、殴る振りをしたら、親父が一歩前に出てきてカウンターパンチが顔面にヒットして親父がすっ飛んだことがあった。「親を殴るとは、ふざけんな!」と取っ組み合いの喧嘩になった時、おふくろが、「シンは骨折して左手、怪我してんのよー」と親父を突き飛ばした。今から思えば、親父は相当ショックだったろうな。7人兄弟の末っ子で父を早くに亡くしている親父は、俺とどう接していいのかわからなかったんだと思う。

下記の動画は2年前、1歳の時からヤンチャな息子、颯馬(ふうま)

友達から冗談で
「ふうまくんが、高1になる頃は、隊長は70代でしょ?ちょっとヨロケタ時に、ふうまくんからカウンターパンチをもらう運命だよ」なんて言われた。

下記の動画を撮った1年後、息子が生まれた。

だから、今、一日のうちに何度も何度も父親の愛情を確かめるように「パパ 抱っこ!」と息子に言われると、「また?」って言わずに、できるだけ抱っこしてキツク抱きしめ、「大好きだよ、ふうま」と声をかけ全力で愛情を表現している。

子育てをしていると、思い通りにいかなくてイラっとすることは多いが、親がゆとりを持って、子におおらかに接することを心がけたい。子育てで大事なことは親が機嫌がいいことだと思う。

颯馬、今日が「ひよこ組」としては最後の登園。来週から進級して「ちゅうりっぷ組」だ。
すべては始まっている・・・。

 幸せ体質の子にしてあげよう。
 「私は大切にされてる。愛されてる。私も皆が大好き」
 「私は存在していいんだ。ありのままの私でいいんだ」
 「私はけっこういい感じ。私はがんばれる。達成できる」
 「私は役立ってる。うれしいな」
 「毎日楽しい。あれもこれもやってみたい」
 と思えるようにしてあげよう。
 親野智可等@oyanochikara

親野智可等Twitterより

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