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「60歳パパの子育て。全国ふるさとフェア2022からの横浜散策xさんぽ」

「散歩と散策に違いって何だろう?」
思わず検索してみた。

「散歩」とは歩くことを目的としてぶらぶらすること。
 「散策」とは景色や会話などを目的として、歩き回ること。
     また、見識の幅を広めるために歩くこと。

今回は両方の意味を含むウォーキングだった。11月6日(日)、3日(木・祝)に続いてポカポカ陽気の中、家族3人で横浜を散策した。まず関内駅から馬車道商店街を抜けて、横浜赤レンガ倉庫で開催されていた「全国ふるさとフェア2022」を目指した。

「全国ふるさとフェア2022」は、思った以上に盛況。現金をあまり持ち歩かなくなった俺たち夫婦にとって、Paypayが使えるキッチンカーが多かったのはありがたい。数ある中で、俺が迷ったのは、ワールドエリア内にあった金井牧場の「佐世保バーガー」とイスタンブールGINZAの「サバサンド」。

創業1988年、日本初のトルコ料理レストランが提供する本場の味を堪能したくて選んだのは「サバサンド」。妻は「ケバブ」。2009年10月、トルコを旅した2週間で一番食べたのが「サバサンド」だからだ。イスタンブール・ガラタ橋のたもとにある大量の鯖を焼く香ばしい香りが広がったエミノニュ広場に何回も通ったのだ。鯖は外はサクサクで香ばしく中身はジューシーで骨が丁寧に抜いてあった。その鯖をバゲットにレタスとスライス玉ねぎと一緒に挟み、塩とレモン汁をかけて食べるシンプルな美味しさ。横浜で、ちょっとだけ13年前にタイムスリップした。

それに合わせて呑んだ白猫堂の「ギネスビール樽生」に妻と2人で感動。やっぱ樽生は違う。俺はギネスが世界一好きなビールだ。

3歳の息子はと言えば、こども縁日・つりゲームに勝手に並んでる。好きなおもちゃをゲットして満足顔。

ちなみに横浜赤レンガ倉庫は、今年12月上旬まで大規模改修工事のため休館中だ。今回のイベントのために仮設トイレができていた。

そこから「象の鼻カフェ」に立ち寄って、妻は、ZO-NO-HANA-BEER、俺はタイで飲んだChang(チャーン)ビールと地鳥フランクソーセージ、そして息子にはゾウノハナソフトクリームを外のテーブル席で。普段、ソフトクリームを食べない俺も「これは旨い!」。
「パパのソーセージも食べたい!」と息子。
「えっカラシ付けちゃったけど・・・」
息子が悲鳴を上げた 笑。

11月とは思えない、この陽気に冷えたビールが合う。タイではチャーンビールはシンハーと同じくらい飲みまくったビールだ。「この湿気のない空気、ニュージーランドを思い出す」って妻がつぶやく。妻はニュージーランドで暮らしたこともあった。「そういえば、こういう空気感でNZでも、ビールやワインを飲んだなぁ」って俺もNZを隊員たちと旅した「毎日がアドベンチャーツアー」を思い出す。妻と俺が一致しているのは、赤も白も世界一旨いワインはNZワイン。

そこから大さん橋へ。横浜で暮らして4年になるが、「象の鼻カフェ」も大さん橋も初めて訪れた。大さん橋に着いた途端、息子の何かが弾けて興奮して走り回る。なだらかな高低差のあるウッドデッキがお気に入りで、そこから見える船や海の風景に解放感でいっぱいの様子。俺たち夫婦は息子と一緒に走ったり歩いたり・・・3人でクタクタになるまで横浜散策x散歩を楽しんだ。

前日5日(土)は、大さん橋と山下ふ頭には、護衛艦「くまの」「あたご」「くにさき」、横浜ハンマーヘッドには潜水艦や護衛艦「しらぬい」が見えたようだ。来年は息子に護衛艦や潜水艦を見せたいな。

俺は横浜にいながら、トルコ、タイ、NZとあちこち旅をした気分になれた1日だった。世界70カ国、旅してきて本当に良かった。

そして、横浜がますます好きになった。徒歩圏内で、こんな気分になれる場所は、そうそうない。I Love Yokohama.

 いつか大人になり、
 さまざまな人生の岐路に立った時、
 人の言葉ではなく、
 いつか見た風景に励まされたり
 勇気を与えられたりすることが
 きっとあるような気がする
   星野道夫


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