「60歳パパの育児と育自、今からできる未来へのアクション!」
長男、颯馬(ふうま)が生まれてから2年7ヵ月。ずっと息子との時間を何よりも優先してきた。でも、今週1週間ほど、濃い時間を過ごしたことはない。保育園が月曜から休園となったからだ。土曜の昨日まで俺のワンオペが続いた。今週は1日の終わりに余力を残さない、徹底して息子と遊ぶと決めていた。
園児全員に感染の疑いがある。それでも2DKの狭いアパートにずっといることは現実的ではない。検温して発熱していないことを確かめ、
「外に遊びに行くか?」と聞くと、
「いく?行く!!」と答える。
遊び疲れるまで一緒に過ごした。心がけたのは父親目線ではなく、息子目線で「おもしろい!」ことを一緒に楽しもうと思った。平日は近所の公園も人気の根岸森林公園も、どこも空いていた。一番遠出したのが山手駅から電車で6分の桜木町駅周辺。
「帰るか?」「いやだ、いやだ!」そして、必ず帰宅途中に、こうなる!
真夏日が続く中、どんどん重くなる息子。眠りにつくと尚更重く感じる。と同時に「ぎゅっ!」と抱きつかれると愛情も深まる。思わず声に出して「ふうま、大好きだぞ!」、毎日クタクタになるまで遊んだ。
今、発達障害の疑いがある2歳半の長男に実践しているのは、いくつかの選択肢を与え、自分で選ばせること。何かができたから褒めるというのではなく、全部できなくても、できたところまで褒める、存在を認めること。話しかける時、「大好きな颯馬(ふうま)」と枕詞を意識的につけて対話している。息子には嘘を言わず繕わず遠慮しないで本気で接していく。
偉いねぇ。
「ごめんなさい」と
「ありがとう」が言えるのが、
暢子の一番いいところ。
お母さんも みんなも
これからも ずっとず~っと
暢子のことが大好きだからね。
NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』より