リユースできる容器で循環型の消費へ
美容業界においては、年間で1,200億個のパッケージ(容器・包装)が作られ、そのうちの95%が1回使用されただけで捨てられるという統計が出ている
2021年3月にスタートする「Loop(ループ)」が取り組むのは、容器のリユース。アース製薬、味の素、江崎グリコ、エステー、大塚製薬、キッコーマン、キヤノン、キリンビール、資生堂、P&Gジャパン、ユニ・チャームといった大手消費財メーカーやスーパーなど22社が団結
「Loop」プロジェクトは、消費財メーカーが商品を販売してもパッケージを資産として所有し続け、消費者が中身を使用した後は「Loop」のプラットフォームで回収、洗浄し、再び商品を詰めて販売するもの。リユースされるパッケージは5年~10年かけて減価償却するという仕組み。
参考:https://loopstore.com/
ちなみに、
環境先進国と言われるドイツでは、瓶やペットボトルを買うときにデポジット料金が上乗せされて、飲み終わった容器を店に持って行くとデポジット料金が返却される仕組みがあります。このシステムで、容器の回収率を上げて、確実に容器をリサイクルしている。
参考:http://diygermany.blogspot.com/2008/06/blog-post_15.html