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仕事で成果を出すための私の習慣は、非効率・面倒・手間のかかる「あったらいいな」魂


おはようございます。

5時こーじ初の著書、通称 #早起無敵本 が、いよいよ3月27日に発売となります。

今回はその出版記念企画として、noteリレーのバトンを受け取りました。

連日みなさんが、熱いnoteを綴っています。(業種や職種が違えど、学びになることばかり…!)

テーマは『仕事で成果を出す為に大切にしている習慣』。

「習慣」って無意識化している行動だと思うので、自分は何ができてるかな? となかなか思い悩んだのですが、創業当時から貫いてきたことといえば、「あったらいいな」魂です。そのことについて書きたいと思います。


唯一の武器は「あったらいいな」に集まる共感

Morning Laboは私が21歳のころ、自分の「あったらいいな」だけを詰め込んだサービス「撮影女子会」をリリースしたことから始まりました。

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△何もわかっていない感満載の二人

当時大学生だった私は、社会経験もビジネスセンスもまるで無くとにかく何ひとつ持っていない状態でした。写真は共同創業の礒野と。

企画書をwordで持って行って怒られたり、単位を落としたり、「無謀だね、就活しな」とバカにされながら、ハッタリを間に合わせる日々。

でも、私たちにもただ1つ武器があったとするならば、それは「あったらいいな」に集まった共感だったように思います。

・愚痴や噂話で盛り上がる女子会へのマンネリ
・グループ写真をインカメで撮る難しさ
・かわいいを思い切り楽しむ場所がほしい
・結婚式成人式以外にも撮影を楽しめたら…

「そうそう、私もそう思ってた!」
「私がほしいのはこれでした!」

サービスローンチ直前からそんな声が聞こえてくるようになり、「撮影女子会」でお客様を迎えたときには

「ディ●ニーランドより楽しかった!」
「夢のような時間だった」

そんな風に、お客さんが言ってくれることもありました。嬉しかったなぁ。

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△王様のブランチの取材にて

その熱量はSNSで口コミとして広がり、PR費0円で、広告費換算3億円ものプロモーションに成功。どんなに小さくても、自分の心に湧きあがる「あったらいいな」は、ムーブメントの源泉にもなりえるんだと学びました。


「あったらいいな」を本業に

その後、撮影女子会を法人化し、Morning Laboとして新しいスタートを切ると、商品を女の子に届けるためのコミュニケーションについて、相談をいただくようになりました。

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いただいた相談の中には

「女の子だからピンクにしようと思って」
「流行ってるからタピオカで」
「とりあえず映えさせたい」

そんな"想像"を出発点にした声が多く、頭を悩ませました。

お金をいただいている方に対して「これはダサい」「共感できない」とストレートに伝えることは、なかなか勇気のいることです。また、効率化や費用削減の名のもと「あったらいいな」が妥協されていく場面が、幾度となくありました。

しかし、「あったらいいな」に目を背けてしまうと、ときめきのサイクル(通称:シェアラブル・エクスペリエンス)が回らず、結果的にどんなサービスも、うまく広まらないのです。

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サイクルの出発点に妥協すると、どんなにお金をかけても、多くの人に届けても、本質的な広がりを期待することはできないのです。

だから自分が向き合うべきは、どこまでいっても「あったらいいな」で、等身大のユーザー感覚で本音を伝えることなのだ。そう思い、時には商品、時には施策、時にはブランディング、さまざまなものに「あったらいいな」を注入し、世に届けてきました。

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△モンチッチのリブランディング

小さい頃からぬいぐるみを連れ回したモンチッチのリブランディング撮影を手がけた1コマ。かわいい…。

そんなことがいつの間にか事業となり、いまのモニラボの基盤ができあがっています。


それはワガママ視点のことじゃない

「あったらいいな」というと、自分のワガママを追求するだけで良いね、と誤解されることがあります。でも、それはちょっと違うと思っています。

「あったらいいな」を言語化するには、その対にある人々のストレスや悩み、世の中の流れや空気感を的確に捉え、その解決(あったらいいな)が何なのか、正しく見極める必要があるからです。

これが、結構しんどい。

だから、こんな風にいうと怖いと思われるかもしれないのですが、私は目の前のすべての出来事に対して、無意識にツッコミをしてます。

「これでいいか? いやもっとだな」
「勿体無いな。自分ならこうするな」
「この違和感の正体はなんだろう…あ!」

あんて、じっと観察して気づいたことから、「あったらいいな」のヒントを集めます。

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△イベント来場者にサプライズを仕込む絵

気づいてしまうと、仕事が増えることもあります。「あったらいいな」は、面倒で、手間がかかって、非効率なことも多い。でも、だからこそみんなやりたがらないし、やった先に、感動やときめきを届けることができるのだと信じています。

請求書を送るときに一筆添えてみたり、誰に頼まれなくてもオフィスにお花を飾ってみたり、頑張るメンバーのデスクにそっとお菓子を差し入れて観たり。

そんなことだって立派な「あったらいいな」です。観察して気づいたことを、行動にしてみる。その先には感動が生まれます。

日々なんとなく過ごす暮らしの中に、自分が感じるストレスの中に、事業のヒントはたくさん溢れているはずです。是非みなさんも、仕事やプライベートで、自分なりの「あったらいいな」を見つけてみてください。


5時こーじも「あったらいいな」を仕事にした人

5時こーじも、自分の「あったらいいな」を仕事にした人だと思います。

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最初はバカにされたって、彼が貫いた「早起き」が、今では何百人もの人生を変えています。

3/27発売の「 #早起無敵本 」では、早起きtipsはもちろんのこと、「第5章 早起きで人生を変えた人たち」が感動もの。もう、涙が出てきました。

「もっと家族との時間が増えたらいいな」
「自分らしい仕事で独立したいな」
「仕事以外にも自分の時間を持ちたいな」
「Youtube観て終わる週末を脱したいな」

みんなの「あったらいいな」が、早起きはきっかけに叶っていくエピソードが掲載されています(インタビュー協力してくれたみんな、ありがとう)。

「朝渋」というムーブメントが、本というかたちに姿を変えて、また新しい人たちの人生を変えていくと思うと、本当にワクワクします。

幾つになっても、どんな仕事をしている人でも、明日からトライできる「早起き」という選択。是非人生のバイブルとして、1冊手元に持っていてほしいです。(絶賛予約受付中だよ〜!)

(このnoteを書くために、22時には眠れなかったことは置いといて)


5時こーじってどんな人? この本、何が書いてあるの?もっと知りたい人はこちらから👇

それでは、今日も行ってらっしゃい!

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中村 朝紗子(もに)
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