複数の型
シンプルに捉えようと、難しく考えたり、複雑に考えたりすることはいくらでもできるけれど、案外、シンプルに要点だけを掴める人は少ないので、それだけで貴重な能力だと思う。
型を用意しておき、その型に当てはめることによってシンプルに捉えようとする試みはよくある。だから、型を用意をしておけば、シンプルに捉えること自体は案外簡単にできるので、あとは柔軟性をどうやって担保するか。
柔軟性とは、物事自体はそんなにわかりやすい構造をしていないので、型に上手く当てはめるには技術が必要だが、高度な技術が必要では誰も上手く型を使いこなせないので、誰でも使いやすくすること。
そのためには2通りあり、型自体を緩く遊びがある物にしておくか、複数の型を用意しておくか。どちらでも良いが、複数の型を用意しておいた方が状況に応じて型を選択すれば良いだけだから、とりあえず、高度な技術は必要無く、誰でも簡単に迅速にシンプルに捉えることができるようになる。
だから、複数の型を用意しておけば、物事をシンプルに捉えやすくなり、そうすれば、道筋がはっきりするので、より良い結果が出やすくなると思うのだが、多くはどうも型自体に緩く遊びがあるようだ。
日常が豊かな住宅を創りたい方は下記リンクのHPをご覧下さい。