中検準一級(一次)に2年かけて合格した話①〜前提編〜
第109回の中国語検定で念願の準一級、一次試験に合格することができました。二次はまだこれからなんで、とりあえず一次までの話。
本気で準一級を「取ろう」と思って、真面目に学習を始めてから2年ほどかかってしまいました。
(この記事はなかむらがこの2年間何やってたか、同じ目標を持つ方に参考にしてもらう…というよりは、なかむらがドヤァするために書いたものです。)
・学習歴
まずは自己紹介的な話です。
中国語の学習歴自体は丸10年、合格時11年目に入ったとこです。
30歳になる歳にmāから始めて、最初ガチムチに勉強して、2年ほどで中検第86回、2級を9割ちょい(188)で取りました。
この時は特に試験対策もしてなくて、半分遊びというか、「仕事クビになった時のために今の状態で取れる資格を取っとこう」くらいの感じでした。
何でぃ大したことないやんけ、と、調子に乗って続く第87回で準一級を受けましたが、听力・閲読共に6割ちょい(128)で撃沈しました。もちろん対策もしてないし、過去問も解いてない。完全にナメてかかって事故った。
その後はお仕事が忙しくなったのと、撃沈して心と鼻が折れたのと、そん時はそんなに中国語にハマってるわけじゃなかったし、正直もう満足してる感じもあって(あとやり過ぎてちょっと中国語嫌いになってた)、あんまりまじめには勉強してませんでした。英語にも浮気してたし、ダラダラ現状維持、低下傾向、くらい。
大学時代は中国語とは無縁だし、留学とかもしてないよ。
それから5年ほどのだらだらブランクを経て、8年目に入る頃、なぜか浮気してた英語が評価され、中国でお仕事をする事になりました。
・思い立った時期と理由
中国語を始めて9年目の春(2021年2月)くらいかな。中国でのお仕事の中で、時間的に「かなり」余裕ができました。
仕事はつまんないし、コロナで旅行も行けないし、暇すぎてピアノの練習とかし始めてた(早い段階で挫折)んですけど、まぁせっかく中国来たんで、中国語を伸ばせるとこまで伸ばそうと思いました。
帰ったら下り坂との闘いになるのは目に見えてたからね。
どーせなら目標は高く、ってことで昔撃沈した準一級でも目指してみるか、ってな感じで勉強をはじめました。
準一級、当時のわたしには遥か高い目標だったのです。
・学習開始時の実力
中検を目指すにあたって、自分の中で「ちからだめし」をしました。
2021年3月にHSK5級を受け、9割超(277)で取れすぎちゃって実力わからんやんけ、ってなって、続く5月に6級を受けて8割超(249)でした。
準一級の過去問(公表されてるやーつ)もやってみましたが、やっぱ阅读で6割くらいの感覚でした。
これで、自分の中での現在地が何となく見えた感じです。
なんとか基礎は大丈夫そうだし、ちょっと気合い入れてケツ叩いたらいけるんじゃないかしら、と手ごたえを感じたのもこの辺。
…というわけで、今回の一連の記事は、
「そのくらいのレベルの人が、2年がんばるとこのくらい取れる(或いはこのくらいにしかならない)」
という前提で読んでもらえればと思います。
・2年かかった理由
【大陸で試験が行われなかったから】です。
(厳密に言うと思い立った頃はギリ一次はやってた。二次がなくてスルーしてた)
当時コロナの影響か運営上HSKとの関係とかでゴニョゴニョあったか或いは全く別か何だか知りませんが、大陸での試験がなかったんですね。日本で試験を受けるしかなくて、帰任まで、思いたってから2年が経過してしまいました。
正直、成語と慣用句をガッと覚えて、過去問何回かやって、本番を3回くらい受けれてたら、もうちょっと早く合格できたんじゃないか…とは思います。ほんとはね。
…ってな感じで、たぶん6回くらいに分けて長々ドヤァしてくので、取りたいと思ってる方は読んでみたら何か参考になるかもしれません。
中検準一級(一次)に2年かけて合格した話②〜準備編〜 に続く
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