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听写レビュー:中華文化概覧

ついに終わった…。

どうも。听写の神です。この本を听写した結果、なかむらはついに神に昇格しました。もはや神なので全く需要のない記事を出すことも許されます。

中華文化概覧、全18章86項目。
ノートにして108ページ。他のテキストやりながら、コツコツやって、2年かかりました。

結論:やるな、飛ぶぞ

听写の教材として手をつけて良い教材ではないです。デカいし、重いし。凶器になるよ。余裕で人○れる。

あと高い。東方書店で取り寄せてもモノだけで18,000円とかするからね。

他にやるべき本は山ほどある。この本やる暇があったら【聴く中国語】でもやりなさい。

内容は面白いけど

「中国の文化のアレについて知りたい」と思ったら、とりあえずこれを引けばよほど基本的なことは押さえられるので、読み物として持っててもいいとは思う。

本は真ん中でバスっと分かれてて、前半は中国語、後半は日本語。

おまだれ

中国の諸々の文化について、日本語でこれだけしっかり書かれてる本ってあんまりないんじゃないかな。中⇄日を比べながら読むのも参考になると思うよ。

ただまぁ、こんな間違いも…

おい、お前は莫高窟じゃないよな?

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音源が取りにくい

付属の音声としてDVDがついてるんですけど、PCで開くと専用のアプリケーションが開いちゃう。

だから音声だけを別の何か(スマホとかプレーヤーとか)で聴くのに、一定のハードルが…(なかむらはその筋の人にお願いしました)。その辺も一般の中国語学習者には勧められない理由のひとつ。

それから各項目の分量がまちまちで。1項目で40分の音源とかあるよ。心が削れるよ。

繰り返す。「听写するな」

レベル的には、どうかな、普通に難しい。
スピードはゆっくりだけど、語彙が固いし。固有名詞多いし。
歴史についても、それなりに知ってないとできない。

あと中国ワンスイが露骨すぎて胃もたれしてくる。

こつこつと、ライフワークとしてなら

まじでこんな本听写するもんじゃない。
「この本を听写した」という結果しか残らない。

预科〜の頭2章にハマったくらいでやると死ぬ

【听写を手段ではなく目的としたまま人生の晩年を迎え、もはや中国語学習なんぞには興味を失った听写マスター】から、「最後の集大成として何か一冊ないか」と聞かれたなら、これを差し出すかな。

そんな本です。手を出すな。

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