月刊・聴く中国語を2年分全部听写した
あれから1年。
2022年の10月号から始めた「聴く中国語全音源听写」が、2年分終わりました。
こんな人おらんやろ、とまでは言わないけれども、なかなかではあると思う。
(世の中にはきっと10年とかやってるヤバい人がいるよ)
↑の通り1年前にもレビューして、目次に示されたものとは違う本当の難易度(听写視点)を紹介しました。
あれから1年経って、コーナーも諸々変わったし、改めて見直してみましょうというのがこの記事の趣旨です。
難易度★★★★★(ネイティブ)
・生きた会話は「映画&ドラマ」が基本
・中国古典名作
・猫と诗人
映画&ドラマねー。2023年11月から、聴く中国語が動画配信サービス「みるアジア」と連携して、同サービスが配信してるドラマを紹介してくれるようになったの。
以来ちょっと中国語が万人向けになったかな…と思ってた時期もあったけど、全然そうじゃなかった。
相変わらず激ムズで泣く。正直お話すらわからんこともよくある。
2024年3月まで存在した「どこまで知ってる?サブカルチャイナ」が大幅リニューアルして生まれたのが「猫と詩人」。
猫をテーマにした「詩」の紹介なので、難易度的には中国古典名作と変わらんのよ。
詩の听写続けてたら「そういう」表現に慣れるかなと思ったけど、そういうもんじゃないらしい。
猫好きにはたまらない🐈⬛。毎度楽しみにしてます🐈人間って昔からねこすきなのね。
上級★★★★ (中検準一級めざす、くらい)
・中国語現代名作選
・インタビュー
相変わらずやりがいあります。
現代名作選は、この1年くらいかな、お話のチョイスがすごく良くなった。毎回最後の最後までドキドキ。
インタビューはねぇ…難しいときは難しい。★4.5に格上げしようかと思うくらい。
でもやっぱ話し手さんにもよりけり。聞きやすいときもある。
中上級★★★(中検2級とりました、くらい)
・中国語大接近
・ニュースフォーカス
・听读西游记
やってて楽しいのがこの辺り。楽しい。毎号楽しみにしてる。
大接近は大して興味ないテーマだと「ふーん」になっちゃうかな…。でも新しい世界に無理矢理触れるのも大事かなと思ってはいる。
ニュースフォーカスは、月刊誌というのもあって、どうしてもネタ自体がワンテンポ遅いのよね。「あーそんなんあったなぁ」とか思いながら聞いてる。
ノーマークだったニュースとかは新鮮で嬉しい。
一人でやってると、どうしても見る記事のテーマが偏るからね。
西遊記は「中国人が当然知ってる常識」だし、「いつか読まないとな〜」と思っていながら、なかなか手が出ないでいたので、いい機会です。もうすぐ終わるらしくて悲しい。
中級★★(中検2級目指します、くらい)
・台湾華語講座
・次に行きたい中国の絶景地
・超日常!こんな口語表現があるんだ!
・感情表現をパターンで覚えよう
・最新ネット流行語
台湾華語は相変わらず。内容は難しくないけど台湾発音にやられる。いまだに「和」にやられることあるもん。
〜絶景地はなぁ…地名にコテンパンにされることがあるかなぁ。あと割と表現でも難しいとこ突いてくるから油断できない。
口語表現、感情表現も決して難しくはないんだけど、毎回新たな発見とか気づきがあって楽しい。
この辺りは比較的新しいコーナー(2024年1月号くらいから?)。
ネット流行語はネット流行語以外の部分だけわかります。流行語自体はだいたい初見。
初中級★(中検3級くらい…わからん)
・中国語で日常会話
・パンくん奮闘記
・多音字
・まぎらわしい日中漢字のおもしろ比較
・小学生の中国語
・中国語早口言葉
まぁこのへんはね。正直、「听写するために」听写してる感じは否めない。
でも、★ひとつでも、やっぱ簡単じゃないよ。
さぁ、3年目か。
まぁ、やるかぁ。(やめ時を見失っている)
その…ね、将来的にあと何年できるか、という諸々の心配がある中で、編集部となかむらのチキンレースみたいなとこもあるのよ。
あと5年10年、この先もやってくれたら嬉しいよ?そうなればとことんついてく。どこまでも听写したるでよ。そうなってよね。でもその、そう簡単じゃないよな、ってのも、薄々感じる。
裾野が決して広くないからね。
引き続き、がんばろうね。
なかむらも、布教活動に勤めるでよ。