自分をこの世界に引き留めてくれるもの
こんにちは、はじめまして。中森そらです。
タイトルからひらいてくださりありがとうございます。
現在、大学を卒業し、大学院に行こうとしたところを内定を蹴り、フリーターになり、11月にうつ病を発症したものです。
次のnoteは東大のことについて書くとか言っときながら、何だか違うことを思いついてしまい、まだ自死しない今の所の理由について考えてみました。朝井リョウの小説「正欲」で言うところの
です。
(引用しておいて失礼ですが、この「正欲」という小説、あまりおすすめできません。おすすめしたいのだけど、大好きな一冊なのだけど、できません。ざっくり言うとこの本は「多様性」について書いたもの(厳密に言うと現代の「多様性ブーム」へのアンチテーゼ??)です。しかし、「多様性」について色々と考えたり、「マイノリティの人々を理解しようと努力している」人を傷つける可能性がある本だと思っているので、安易におすすめできないのがとてももどかしい。とても大好きな一冊で、遺書を書くなら「この本を棺桶に入れてくれ」と書いておこうと、思っているくらいなのに、もどかしい。)
まだ自死しない理由、ざっくり書くと
・勇気が無い
・事務的な手続き
・やりたいこと
の三つな気がします。上が一番大きい理由、下は割とどうでもいい理由です。
勇気が無い
実際これが一番大きな理由かな、と思っています。うつ病になる前も自死については何度か考えたことはあったけど、やっぱりそれを思考から行動に移すかは、かなりの壁があります。今回のうつ病での希死念慮では、首を括ったり、飛び降りたり、薬を大量に飲んだりは(つまり直接死につながる行動)していないものの、大きな家具を捨てたり、PCの中身を整理したり、準備的な具体的な行動に移しているので、客観的に見てなかなか危ないなコイツ(他人事)みたいな感じです。
事務的な手続き
一人暮らしの賃貸の解約水道ガス電気Wifiの解約、各種サブスクの解約、家具の廃棄、スマホ、PCの中身の整理、遺書を書くこと(死んだ後に家族にしてほしいこと)、こんな感じでしょうか。簡単なことからチョコチョコやったりしています。本気で死ぬ気なのかと問われれば「んー、わかんない笑」くらいのモンですが、こういう具体的な行動が自分の脳内のネガティブを消してくれるから、くらいの理由でしょうか。少なくともコレをやらずには死ねない、逆に言えばコレを全部成し遂げた時、自分は生きようとまだ思えるのか、見てみたい気もします。
やりたいこと
・友達が自分のラーメン屋を近いうちに開くから、そのラーメンを食べたい
・静岡のお店のアジ丼を食べたい
・生クリームたっぷりのクレープを食べたい
・美味しいティラミスを食べたい
・8年前くらいに見た弘前城(青森)の桜をもう一回見たい
・スーパー銭湯でまったりしたい
・ショパンのワルツ5番(ピアノ)を弾きたい
7個中4つが食べ物で意外と食に執着があるんだなぁ、と思いました。
ショパンのワルツ5番は、うつ病になり、好きだったYOASOBI、東京事変が聴けなくなったけど、色々試していくと、この曲だけはナゼか心地よく感じることに気づいたので、いつか自分の手でも弾きたいと思いました。
近々、書評とか
こんな感じでしょうか。考えてみると意外と面白いし、他の人の死なない理由も知りたくなりました。また、朝井リョウのところで、書評とかも今後noteでやってみようかな、と思いました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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