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《36》『海底ピラミッドの秘密』販売開始まで、あと5時間!
ご訪問ありがとうございます。
緊張して、昨日はあまり眠れませんでした。
こればっかりは、どうしようもないですね。
とにかく、あと6時間で電子版が発売されます。
本当はもっと宣伝して回らないといけないんでしょうが、あまり気分がすぐれず、できていません。
たぶん、期待が大きすぎるんだと思います。
それはなぜかというと「自負」があるからだと思います。
作品に自負があるのは悪いことではないとは思いますが、力が入りすぎると、なかなか大変な部分もありますよね。
肩の力を抜いて、じっくり、ゆっくり、宣伝をしていこうと思います。
最終目標
サン=テグジュペリが生きていた時代の話です。
戦争がありました。
彼の敵国ドイツ空軍にも彼のファンはいました。
この話がすごく心に残っています。
つまり、文化は戦争の抑止に、少なからず貢献できるのです。
(同時に、完全には抑止としては成り立たないという絶望も感じられます)
僕としては、お互いの文化理解、相互理解によって、少しでも戦争の抑止に役に立つところまで行ければ、これ以上のものはないと思っています。
つまり、アニメ文化がある日本は攻撃したくない、日本食の料理屋が並ぶ町を破壊したくない、というようなことです。
(当然、相手が価値を感じようが感じまいが、破壊していいものなどありません。すべてのものに、価値はあります。あくまで、価値を認識してもらう一助になりたいということです)
それは、日本が他国を見る時にも言える話です。
場所、文化、人々……世界のどれをとっても、失っていいものなど、あるはずがないのです。
そのような認識の助けに、自分の作品がなれたとしたら……文化的存在として、これ以上の目標はないのでは、と思うくらいです。
とはいえ、そのために作品を作ったわけではありませんし、そのようなメッセージのための作品でもありません。
作品は作品として、楽しんでいただければいいと思っています。
あくまで、付随する効果としての最終目標としては、そこにあるのかな、という感じでしょうか。
相互理解と相互尊重する世界の建設の一助になれるということが、文化として実際にありますよね。
文化によって相互理解を深めあえるというのは、うれしいことですし、希望でもあると思います。このような事象が存在することを、同じ人間として誇りに思っています。
はるか先を見据えていますが、そのような存在になれるかどうかはわかりません。
わからないながらも、僕自身も、そのような思いを胸に、現在へ、そして未来へ向けての投擲をしたつもりです。届いてくれるといいなと思っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。