心の形はみんな違う
私は、小さいころから、どうしても人と同じようにできないことがある部分があった。人の顔を覚えるのが苦手だったり、言葉で言われたことを頭の中で分析してアウトプットすることであったり、なんで自分は苦手なのだろうと考えていました。この原因がなんなのか、これを苦手としているのが自分だけなのか、他人もいっしょだけど克服しているのかすらわからない、これがどういう状況なのかわからない。心の問題は表面にでないので、自分だけなのかそうじゃないのかわかりにくいというのはあると思います。
世の中の年寄り世代をみると、まだまだ心の問題に関する認識が古いままであると感じます。鬱は甘えであるとか、心の傷というのは見えないの、心に対するパワーハラスメントに対しては躊躇なかったり、体見た目がみんなちがうように、心の形、構造や得意とするもの不得意とするものがそれぞれ違うことや、頭が良いとひとことでいっても、心のジャンルでいう、言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度がすべて高いわけではなく、一つが傑出して高くて、他が低い、もしくは結晶記憶で補われていることがあるなど、理解が深まっていないという現状があり、生きづらさ感じている人も多いのではないでしょうか。
遺伝も強くかかわっていますが、体と同じように、心の形も遺伝の影響を強く受けます。心というのは見えないので、人と違うのが一緒なのかわかりづらく曖昧です。なので、臨床心理士にみんなかかることをお勧めします。私は心の病気じゃないしとか、思うかもしれませんが、心が病んでいるから臨床心理士にかかるというのも偏見で、みんなが心の形がちがうのだから、自分の心の形を客観的に、科学的根拠に基づいて分析をしてもらう。そして、自分がどういうことが得意で不得意で、どう対処すれば少しでも生きづらさがなくなるのかをアドバイスを受けるのを強くお勧めいたします。
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