たつおとめ

鍼灸あま師 経験を元に気になった事を発信していきます

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最近の記事

変形性股関節症(治療日記)

中高年に多いとされる 「変形性股関節症」 女性に多い。 整形外科を受診するが手術する年齢でもなく 水中ウォーキングを勧められる。 数回通うが変化がなく、受診されました。 仰向けで股関節屈曲45度ぐらい 内旋外旋に動かしてみるが大腿骨頭につまり感 靴下を履けるようになりたい。 股関節屈曲に働く筋肉をほぐしつつ、 他動的に股関節を貧乏ゆすり。 日本では貧乏ゆすりはお行儀が悪いとされるが ジグリング(貧乏ゆすり様運動) を保存療法として勧めた。 股関節を動かすと「滑液(

    • 肩こりを考える

      「肩こり」 診断名ではなく症状名であり、 重苦しい、痛い、張っているなど訴えは様々。 肩こりの訴えで代表的なのが、 僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋である。 上肢の運動時、これらの筋は上肢帯(肩甲骨と鎖骨)に付着するほかの筋と協力して上肢帯を動かし、肩関節窩の位置や向きを変えて肩関節の可動域を広げる。 一方、非運動時には、これらの筋は重量に抗して上肢を吊り下げる作用をもち、常に持続的な等尺性収縮を強いられることが、肩こりや痛みをもたらす一因となっている。 今回は僧帽筋、肩甲挙筋

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