【為末大学-5】 「どうにかできる」と「どうしようもない」
為末大学 第5弾!!
「どうしようがあること」をどうにかするです。
世の中の絶対真理的とも言える内容を為末さん仕様で噛み砕いて説明をしてくれています。
もし、自分の人生に無力感を感じている人がいれば、大きく人生が変わる可能性がありますので、ぜひともお読みください。
それではいきましょう。
【この記事でわかること】
・人生で注力すべきこと
・上記の理由
コントロール可能なものとそうでないものが存在する
まず、人生においてコントロール出来ること・できないことがあるという絶対的な真理を心に染み込ませましょう。
誰が何を言おうと、この真理は変えられません。
例えば、天気や地震などの自然。
これらをコントロール出来る人いたら、教えて下さい。人類を救える救世主です。
天気は晴れるか雨かを予報が出ますが、基本的に晴れるのか雨が降るのかは誰もコントロールできません。
ただ、天気のようにわかりやすいものばかりでないのが、人生の落とし穴です。
コントロールできそうでできると考えがちなこと。
それが他人です。
他人はコントロール不可
アドラー心理学でも同じようなことは書かれています。
水辺に馬を連れていくことはできても、水を飲むかどうかは馬次第。
それと同じで他人にアドバイスや行動変容を促すことが出来てもそれを採用するかどうかは他人が決めることです。
でも、世の中には勘違いする人がめちゃくちゃ多いから大変。
良かれと思って、何度もアドバイスしたり、注意をしても相手が変わらない。
仕事では、上司から部下 先輩から後輩
家庭内では、親から子ども
コントロールしようとしていませんか。
でも、基本的にはコントール出来ないのが当たり前で、他人が変わるかどうかの結果に着目していると、幸福感の低い人生になりがちなので、注意してください。
もう1度言います。
他人はコントロール出来ません。
コントロール出来るものは自分
一方でコントロール出来るものが存在します。
それが自分です。
痩せようと思えば、痩せられるし、太ろうと思えば太れる。
黒い服を着ようと思えば、着られます。
自分をいかに望む形に出来るかが人生のすべてと行っても過言ではありません。
どんな小さなことでも自分のイメージ通りに自分を変えられたという経験が人生に好循環に生んでいきます。
自分の人生は自分で決められる!!
自分の人生の裁量を自分が握っていると思えることは幸福の絶対条件だからです。
でも、世の中は全く逆のことをしている場合が多い。
他人を変えようとするくせに、自分を変えようとはしない。
つまり、コントロール出来ないことをコントロールしようとして、コントロール出来ないことをコントロールしようとする。
さっきと逆でこれは人生に悪循環を生みます。
自分では何もコントロール出来ない。自分なんて何も出来ないと。
冷静にコントロール目線を持つ
自分のことでも心臓の動きや病気になるならないなどもコントロールは出来ません。 仕事でも家庭でも自分がコントロール出来る範囲はどこまでかをしっかりと冷静に見極めることがすごく重要です。
そうなったらいいなの結果に向けて必死に行動を積み上げることは出来ても本当にう望んだ結果になるかどうは、大抵コントロール出来ません。
代表例は受験や就職活動など、他者が評価し、決定することはこちらではどうしよいうもありません。
だけど、結果に着目しがちで、つい結果が出たからいいとか悪いと考えてしまいます。
自分で自分を勇気づける意味でもコントロールの可否を基準に物事を考えてみたら、人生の風景が必ず変わってくると思います。