いつしかラジオが生活の一部になっていた
ラジオが好きだ。ほぼ毎日聴いている。朝起きて身支度をしているとき、家で仕事をしているとき、シャワーを浴びているとき、気づいたらラジオを聴いている。聴いているというより、流しているという感覚に近い。
ラジオの魅力は、一般には「ながら聴きができる」「テレビは『視聴者の皆様』だけど、ラジオは『今聴いているあなた』に語り掛けてくれる」「芸能人はラジオでこそ本音をしゃべれる、そんなあたたかさがある」など言われている。どれもその通りだと思う。ベッドの上で目を閉じていても、トイレの中でも、電車の中でも私たちを楽しませてくれるもの、それがラジオだ。
ラジオ好きな人というのは、元々実家で日常的にラジオが流れていたり、学生時代に受験勉強中に聴いていたのがきっかけでよく聴くようになったという人がけっこう多いらしい。しかし私はそのどちらでもなく、聴き始めたきっかけは「無職の暗黒時代にラジオに救われた」というものである。人生の暗黒期に唯一寄り添ってくれたラジオは、今では確実に自分の生活の一部になった。
日頃ラジオを聴く中で、いつしか自然と時間や気分で聴きたい番組を選ぶようになってきた。radikoのマイリストにもだいぶいろんな番組がたまってきたので、ひとつひとつの番組への想いを勝手に残していこうと思う。