【ミドル教員のマネージメント】先生方に、今一番必要な技術

仕事として先生方からの相談を受けていても、Twitter等の先生アカウントの投稿を見ていても思います。

「先生方に、今一番必要なのは断る技術ではないか?」

と。
「誰かの依頼を断る」というのを技術として教わった先生は少ないようです。
学級経営や授業技術はもちろん大切なのですが、それらは本も沢山あり教えてくれる人もたくさんいるでしょう。

ですが、「断る技術」については、もちろん本や情報はありますが、具体的な状況に対しての「断り方」をアドバイスできる「参謀」のような人はほとんどいないようです。

多くの先生方にとって、今まで断る経験自体が少ないのだと思います。
そもそも教員になるハードルは高く、教員免許取得や教員採用試験に合格しなければいけないのですから、学生の頃から平均以上の能力を持っている人が多いです。

そうなると、先生や親だけでなく交友関係の中でも、断るよりも受け入れてきた経験の方が多いでしょうから、仕方ないのかもしれません。

学生の頃は、それでも良かったのでしょう。

ですが、社会人になれば、できない事や違和感がある事を受け入れ続けては、自分自身を消耗させてしまいます。学生の頃よりも搾取される量が増えて、自分の限界を超えてしまう事もありますからね。

「でも、断って、嫌なヤツ、使えないヤツって思われたらどうしよう。」

と思いますよね。
これは断り慣れていない事が原因であり、未知へのチャレンジですから、不安になって当然です。

ですが、その不安をどうにかして乗り越えていかなければ、自分の人生を他者に搾取され続けてしまいます。感謝される事もなく。

技術を身に付けるために必要なのは、実践です。
知識だけあっても、行動しなければ意味がないですからね。

でも、無理やり頑張る!と言うの事故の元です。
もし断ったら相手がどんな反応をするか?と一歩先の未来を想定したイメトレをしてからの方が良いでしょう。
それでもイメージが描けなければ、誰かに相談するのがオススメです。

まずは、職場での周りの人達を観察してみてください。
断っている人達はたくさんいるはずです。

そのくらいには断っても、大丈夫なんですよね

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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