笑顔が戻った長男
休職中の長男、メンタルクリニックに通い始め、睡眠のリズムを整えるお薬を飲み始めた。
少量からはじめて、あまり効果がなかったので少し増えて、今はそこそこ安定して眠れるようになったみたい。
ただやはり、眠気が来るまで時間がかかったり、中途覚醒してしまうようだけれど。
まずまず眠れるようになってきてよかった。
以前は好きなことをする時間も無いし、したいという気持ちも起こらないと言っていたけれど、休職してから表情はどんどん明るくなり、いつものムードメーカーな長男に戻った。好きなことも楽しめているようだ。
眠る前のスマホはよくない、とのことで、Kindle端末で本を読むなら眩しくないし、読書してたら眠くなりやすいんじゃないかな、と提案。
読書にまったく興味がなかった長男だったけど、アニメが大好きなのでラノベを読み始めた。
どうやら面白く読めているらしい。
このまま読書も趣味になるといいな。
そして雑談中に、長男が読書をするとき無音タイプであることが判明した!
私は本を読むと音声も映像も頭の中に浮かぶのだけど、長男は文字は文字でしかないので、読んでいる間は音はないし映像も浮かばないんだって。
母は好きな声優さんでセリフを再生したりできるのだよ、と自慢してしまった(笑)
そういう人がいるということは知識として知っていたけど、自分には理解できない領域なので、ほんとにいるのかな、と思っていたらこんな身近にいたー!
ただ、読書を続けているうちに、だんだん音声が流れるようになってきたようで。長男は無音タイプではなく、ただ読書に慣れてなかっただけなのかな。
セリフのあと「誰々が言った」みたいに書いてあると、そこを読むまで誰のセリフかわからないときがあるから、音声にしにくくない?とも言っていた。
たしかにね!私はなんとなく音声にできているけど、そのあたりを真剣に考えるとどうやって音声にしているのか自分でもわからない(笑)
そんなどうでも良い話ばかりを毎日たくさんしています。
ただ、こんなに毎日笑顔でいっぱいなのに、生きていてもつまらないと思っているようで、そこのところはどうしていったらいいのかな。
外に出ることは出不精の私に似てしまったのか、あまり好きではないようだし。今はひとまず、家で好きなことをするターンかな。
それでも時々友達と約束をするのか、急に遊びに出かけたりもする。
通院の帰り道、ヒトカラしたり、ゲームセンターでダンスを踊ったりもしているみたい。
私から見ると、それはそれで人生を楽しんでいるようにも見えるんだけどね。
もう少ししたら、長男の好きな場所に連れ出してみたい。無理しない程度に。