ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー

ブレイディみかこさんの、めちゃくちゃ売れたこの本、読んでみた。
単純に面白かった。


日本人でヨーロッパに住んでる人の記事などで、この書き方できる人いないんじゃないかな？って思う。
なんというかイギリスの労働階級からの視点がまじでリアルだなと。人種差別の話、多様性の話、貧富の差の話、などをジャーナリストが書くような視点ではなく、マジで日常視点から書いてるところが本当にリアリティがある。
そして息子さんが12歳前後で、毎日の生活の中で直面する社会問題などに対して冷静な考え方が、まじですげーと思いました。というか、こんな環境で生きてたらそりゃダイバーシティとか多様性とか肌感で分かるようになるだろうなと…
日本は多様性が良くも悪くも無さすぎることが普通、だからこの本は本当に多くの日本人にとって新鮮だったと思う。売れる理由がとても納得な本でした。
だけど、なによりも、なによりも
この題名がまじで良い。




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