本『ルワンダ中央銀行総裁日記』
1960年〜1970年代にルワンダの財政面改善のために、ルワンダの中央銀行のトップとして送り込まれた日本人銀行マンの話し。
すごいかっこいい。
ルワンダ大虐殺(1994年100日間で100万人殺された)が起きる20年前くらいの話、日本が戦後復興で経済躍進してる時。
『日本に帰ってから働きがいがあったでしょう?と言われるが、私として一番良かったのは、毎日なにかを学び、誰も聞く人がいなく、1人で考え続け、行動する生活があったことだと思う』
『自分の仕事が300万人の幸福に直接つながるという実感を持って働けたということ』
『私は教育に関する親の責任とは、進学路線の確保などではなく、成人してからどんな困難に遭遇しても、正面から取り組んでこれに打ち勝つという人間的強さを、あらゆる機会の中で子供につけてやることだと思う』
『アフリカ諸国に対する日本人の関心が、もっぱら資源とか市場とかの、現実的な利益を中心としており、国民というものに対しては、あまり考慮がないことに対する危惧である。平和といい、貿易といい、えんじょというものは究極的には国民と国民との関係という、いわば人の問題である。この人の面を無視して勧められる国際関係の基礎は、極めて微弱なものである』
かっこいい。
今の日本って(日本人って)クソダサいな、こんなかっこいい人間になりたい…、がんばろう。
難しかったー、難しい本だったけど、最近何となく忘れてた何かを少し思い出させてくれる本だった。
#服部正也
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