命名理由

なかいです。

妊娠中、私は中の人をミカと呼んでいました。名付けは考えすぎると難しいので、素直に夫と私の名前から1文字ずつとったのです。響きも文字の意味も苗字とのバランスも良く、初見で読めるし、良い名前だと思っていました。(画数は気にしてないので調べてない)

しかし、夫氏からまさかの物言いが。

「他にない特別でオンリーワンの名前にしたい」

ならばと、他にあらゆる名前候補を出しても却下され。かといって代案は出さないので会議は膠着状態に。
もう妊娠後期に入っていたので、これにはほとほと困り果てました。

見かねて助け舟を出してくれたのが義妹。

義妹「だったら!何がいいの?」
夫「…え、そ、そにあ、とか?」

なんということでしょう!
そうです、夫は典型的な「マタニティハイ」だったのです。

ありきたりなものは嫌だ、世界に通用するグローバルな名前にしたいと。

何を言ってるんでしょうね。
そもそも日本から出たこともない父からいきなりグローバルな子どもは産まれませんよ。

あまりのことに私が二の句を告げずにいると、義妹が脊髄反射で「バッカじゃない!」と一喝。(さすが、付き合いの長さが違います。)

その後、第2案として「朔耶(さくや)」を出してきたりと一悶着あったのですが、最終的には「ミオ」で着地しました。


今となってはミオ以外有り得ず、良い名前を贈ることが出来たと夫婦ともに心から思っています。

まぁ本人は「ミオじゃなくて【ねづこ】が良かった」とか言ってますがね…。


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