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「#BizDevオフレコNight」の熱狂 【イベント後記】
はじめに
こんにちは。LayerX HRのnakaです。
先日運営に携わったイベント(BizDevオフレコNight)が大変面白く、数日経っても余韻が残っているので、当日の様子をイベント運営側の視点で(8割は自分用の備忘録として)残しておこうと思います。
尚、当日ファシリテーター兼パネラーとして登壇されたIVRyの高柳さんが(オフレコ内容の一部をちょこっと公開しつつ)素敵なレポートを公開してくださっているので、是非そちらもご覧ください!
イベント開始前から感じた熱気
今回のイベントは弊社(LayerX)のイベントスペースを使用しました。
会場に入室してすぐ目を引いたのは、様々な種類の飲み物と美味しそうなオードブル!
受付を済ませた方から好きな飲み物を手に取り着席していくスタイルです。
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開始時間が近づくにつれ続々と参加者の方々が集まります。本イベントはSNS告知のみだったのですが、事前申し込みの時点で参加申込がなんと100名超! 増枠に増枠を重ねての開催となりました。
#BizdevオフレコNight 、100名埋まりきってしまった…
— Ryotaro Takayanagi / IVRyのプロダクトマネジャー (@neveryanagi) September 6, 2024
応募いただいた皆さまありがとうございます!当日スッポかさないでくださいね! https://t.co/ToL3UF7Cg8 pic.twitter.com/572ZuAPTwK
BizDevに携わる方々が一堂に集まり、開始時刻前から会話が弾んでいるテーブルも。
この場でしか生まれない、面白い議論が飛び交う期待感が高まります..!
事業開発担当者がたくさん!
— 松重秀平/LayerX (@s_matsushige) September 12, 2024
イベント始まりましたー!
#BizdevオフレコNight pic.twitter.com/A7jO5M7FfV
オフレコだからこそ聞けたリアルな実践例
トークセッションでは「ValuePropositionの作り方」、「BizDevの役割」、「スタンス/マインドの向いている or 向いていない」など、様々なテーマについてのディスカッションに加え、参加者からSlidoでリアルタイムに寄せられた質問(例:PdMとの連携や体制等々..)も取り上げながら終始闊達な議論が行われました。
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トークセッションを通して個人的に圧倒されたのは、各社の登壇者が語る具体的な事例のリアルさ。普段は聞けない「オフレコの場」だからこそ、失敗談やリスクを取った決断など、いわゆる教科書に載っている綺麗事に留まらない生々しい話が次々と飛び出しました。
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LayerXからは事業開発部長の諏訪が登壇!(アロハシャツと真面目なトークのギャップにメンバーからツッコミが入っていました。愛されてますね。笑)
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我らが事業開発部の部長です。
— 松重秀平/LayerX (@s_matsushige) September 12, 2024
スクリーンのかっちり感と、実際のところアロハ感のギャップw
#BizdevオフレコNight pic.twitter.com/Ju1qFZ2gTF
諏訪からは、競合が多い領域において、お客様のペインをしっかりと捉え、そこに独自の価値を提供することが鍵であること。また、LayerXの事業開発部に重要なのは「事業開発マインド、圧倒的解像度、徳のある推進力」、そしてその中でも圧倒的に突き抜けているのは「顧客解像度」であるとの話がありました。
「顧客解像度を高める具体的な方法は?」、「LayerXの顧客解像度の高め方は?」と気になった方は、ぜひ事業開発部メンバー 稲田のnoteをご覧ください👇
BizDevに求められる姿勢/思考
BizDevの細かい役割は各社各様ですが、持つべき姿勢/考え方には共通点も多くありました。個人的に感じた共通点は以下3点。
1.圧倒的なオーナーシップ
各社が異口同音で強調されていたのが、事業開発における「オーナーシップ」の重要性です。この点をkubell桐谷さんは「事業責任者は日本一その事業に詳しくならなければいけない。狂気とも言える解像度と熱狂が必要。」と表現されていました。(私はこのコメントがかなり刺さりました..!!)
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またLayerX諏訪が強調していた「BizDevには事業の全てを自分事として捉えるマインドが不可欠」という言葉は、どの業種・職種にも通じるものだと思います。
2.高い顧客解像度
表層的な顧客理解にとどまらず、顧客の本質的なニーズやペインを深く理解し、それに基づく戦略的なアプローチを取ることがBizDevにとって不可欠。
LayerX諏訪からも「顧客解像度のテーマだけで1時間話せる」との言葉がありましたが、いずれの登壇者もお客様の業務やペインに対する理解に対して非常に強いこだわりを持っていることが印象的でした。
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3.複雑性を乗り越える戦略的思考
複雑なビジネス変数や市場の変化、また自社の規模拡大等を敏感に察知し、それを整理しながら適切な戦略を立てる力が必要。
ラクスル藤林さんからは「特に組織・事業規模が大きくなってくると複雑性の高い変数を取り扱うことになります。例えば、時間軸の長いものや役割の分岐、そもそものビジネスモデルだったり。その中で複雑性が高いポートフォリオ経営に強いチームを組成していく必要がある。」との話がありました。
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懇親会で広がる学びと繋がり
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懇親会では、登壇者と直接会話する機会が得られ、他の参加者とも濃密な議論を交わすことができました。各テーブルで話題は尽きず、時間が許す限りBizDevに関する会話が続きました。
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脅威の満足度
複数の方から「とても学びのある場でした!続編があるならぜひまた参加したいです!」との声を帰り際にかけていただきました。また参加後アンケートの結果、満足度は驚異の4.7点(5点満点中)!次回開催を希望する声が多く寄せられていました。
#BizdevオフレコNight 無事に完了しました!
— Ryotaro Takayanagi / IVRyのプロダクトマネジャー (@neveryanagi) September 12, 2024
ご参加頂いたみなさま本当にありがとうございました🙏
アンケート集計していたのですが、なんと参加者の回答率が90%オーバー、満足度4.7で嬉しいお声ばかりでよかったです😭… pic.twitter.com/l7gdQedRkI
おわりに
今回のイベントは、BizDevの最先端を知りつつ参加者同士で学び合い、共により良い社会を創る仲間と繋がる場でもあると感じました。(BizDevに関わる方、またはこれから事業開発に挑戦したい方にとって、BizDevオフレコNight は必見の場かと!)
登壇者の皆さんも「次回はさらに掘り下げた議論をしたい」と仰っていたので、Vol.2の開催についても早々に告知が出る…かもしれません。
登壇者の皆さんのSNSを以下にまとめて載せたので、ぜひフォローいただき今後の情報をチェックいただければ幸いです。
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左下:LayerX 諏訪(@bizdev_it_suwa)|右下:ラクスル 藤林さん(@naotosanj)
最後に、当日ご一緒させていただいたIVRyさん、kubellさん、ラクスルさん、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!
ではでは。
登壇企業一覧