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ふと思った日記

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ふと思ったことを綴った日記です。ほとんど「むにゃむにゃ」という独り言です。へぼ俳句もついてます。
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#十六夜俳句

10月7日(日記)俳句で意識を飛ばす

曇一時雨 「哲学的直感を得るには、最後には詩的センスが必要である」と言っていた。小林秀雄さんだったかな。そのことを急に思い出す。 いくら論理を積み上げで考えていっても、限界に突き当たり、人々の愁眉を開くような革新的な思想は生まれないと。ニーチェの文章が詩的なのは、たぶんそのせいなのだろう。 自分は哲学者ではないので、革新的な思想を生み出す気はないけれど、その哲学的直感を得たいとは思う。それって、たぶん小説のアイデアにも似ている。 詩を書くこと、それは純粋な詩を書くため

10月6日(日記)気が沈んだときはまず大型書店

曇時々突風 だいたい気分が落ち込むと、近くの大型書店に行く。 そして、店内にあるすべての分野の本の棚を時間をかけて見て歩く。 絵本から科学、法学から天体観測、医療から大学受験の赤本、バイク(乗れない)やファッションの雑誌等々。片っ端から目に入った本を手にとってパラパラ捲る。 すると、世界が広いんだなあと思えてくる。世界に面白さを感じられる。そしてなぜか元気になる。これは、不思議なことに図書館では起きない。ネットサーフィンをしていても起きない。 きっと、書店は「今」を扱