10月7日(日記)俳句で意識を飛ばす
曇一時雨
「哲学的直感を得るには、最後には詩的センスが必要である」と言っていた。小林秀雄さんだったかな。そのことを急に思い出す。
いくら論理を積み上げで考えていっても、限界に突き当たり、人々の愁眉を開くような革新的な思想は生まれないと。ニーチェの文章が詩的なのは、たぶんそのせいなのだろう。
自分は哲学者ではないので、革新的な思想を生み出す気はないけれど、その哲学的直感を得たいとは思う。それって、たぶん小説のアイデアにも似ている。
詩を書くこと、それは純粋な詩を書くため